ボーイングおよびエアバス向けプリプレグ開発、新幹線床板接着剤等の材料開発、および航空宇宙用部品製造を手がけた経験をもとにCFRPを主体とする複合材成形加工技術と品質保証・物性評価試験方法を具体的に説明します。
- 基礎編
- 複合材料力学の基礎
- CFRPの力学的特性、熱的特性
- CFRP構成材料
- 繊維
- 熱硬化性樹脂組成物
- 熱可塑性樹脂の種類
- 特徴
- CFRP中間素材
- CFRP部品の構造
- 製造編
- 樹脂の成形挙動
- CFRP等複合材料成形方法の種類と特徴
- ハンドレイアップ
- 真空バッグ・オートクレーブ成形
- バキューム成形
- フィラメントワインディング
- インフュージョン
- RTM
- RFI
- ブレーディング
- SMC
- プレス
- スプレーアップ
- プルとルージョン非加熱成形
- CFRP材料の物性評価試験
- 力学的特性
- サンドイッチ複合構造
- 損傷許容性
- ホットウェット等
- CFRP部品の品質保証方法
- 材料受入検査
- 工程検査
- 非破壊検査
- 出荷検査
- トレーサビリティ等
- CFRP内装部品
- トラブルと解決例
- CFRPの耐損傷許容性
- CFRPの耐ホットウェット性
- CFRP/AFRPハイブリット・サンドイッチパネルの熱膨張
- 熱サイクルによるマイクロクラック
- 真空バッグ成形におけるサンドイッチパネルの接着強度
- 層間剥離
- 層間ボイド
- 展望編
- CFRPの量産部品への適用
- CFRP大型部品の成形プロセス開発
- 低コスト成形プロセス開発