本セミナーでは、ほとんど数式をもちいず(使うのは掛け算・割り算だけ)、レオロジーの基礎事項と測定方法をやさしく解説いたします。
日時
- 2013年2月7日 10時30分〜 2013年2月7日 16時30分
プログラム
高分子や複合材料の成形加工において、レオロジーが関係している分野は多い。また、塗料・化粧品・食品など、材料の変形や流動が重要となる分野も多い。これらの分野の技術者がレオロジーを使って研究・開発をしようとしても、レオロジーのみかけの難しさ (まず数式、その他測定上の約束事項など経験的な部分) のため、特に初心者にはレオロジーそのものが大きな壁になっている。本講習会では、ほとんど数式をもちいず (使うのは掛け算・割り算だけ) 、レオロジーの基礎事項と測定方法をやさしく解説する。 高分子を中心とする各分野の技術者が、レオロジーを使いこなすための必要事項を、実際の測定データにもとづいてわかりやすく説明する。単体高分子・高分子ブレンド・高分子コンポジットの溶融物 (メルト) や固体の測定データについて、分子運動や凝集構造と粘弾性の関係をわかりやすく解説する。特に構造と粘弾性の関係については、X線CTによる三次元構造や電子顕微鏡 (TEM, SEM) 、原子間力顕微鏡 (AFM) を駆使した、目で見るミクロ・ナノ構造と粘弾性の関係を明らかにする。 高分子の成形加工CAEに関しては、粘弾性データと粘度曲線・法線応力差の関係、伸長粘度とブロー成形性・発泡成形性の関係、ダイスウェルと法線応力差の関係など、レオロジーと直接関係する内容をわかりやすく述べる。また、結晶化過程の粘弾性の変化についても実例を挙げて説明する。 エマルション (液体中の液滴分散系) 、サスペンション (液体中の固体粒子分散系) 、ゲル (ゲル化過程) の粘弾性についても、実例をあげてわかりやすく解説する。以上、全て測定データにもとづいてわかりやすく説明し、技術者が「業務に使えるレオロジー」を習得できるようにする。
- 粘弾性の基礎:全て図解
- 応力とひずみ (力と応力の違い、変位・伸びとひずみの違い)
- 粘性・弾性・粘弾性
- 緩和時間とは (粘度÷弾性率なんだけど)
- 測定法の基礎 (測定時の注意点、データをどうまとめるか)
- 時間-温度の重ね合わせとは
- 高分子メルトの粘弾性と流動性
- 単体高分子の粘弾性 (データをどうみるか、どう使うか)
- 高分子のからみ合いと粘弾性
- 粘度と法線応力、法線応力効果とダイスウェル
- 伸長粘度と成形性の深い関係
- 結晶化過程の粘弾性変化
- 高分子ブレンドの粘弾性
- 海島構造と粘弾性
- 溶融混練による分散相サイズの制御
- 粘弾性から分散相平均サイズ・界面張力を求める
- 共連続構造と粘弾性
- 高分子コンポジットの粘弾性
- ナノカーボン、セラミックス微粒子、金属微粒子の分散制御
- 単体高分子中での微粒子の分散状態と粘弾性
- 高分子ブレンド中での微粒子の分散状態と粘弾性
- ナノカーボンのネットワーク形成と粘弾性
- 単体高分子の粘弾性 (データをどうみるか、どう使うか)
- 高分子固体の粘弾性
- 粘弾性の温度依存性から何がわかるか
- 粘弾性データによるブレンド状態の評価
- 粘弾性データによる延伸物の高次構造評価
- 衝撃破壊と粘弾性
- エマルション・サスペンション・ゲルの粘弾性
- エマルションと高分子ブレンド (海島構造) の深い関係
- サスペンションにおける固体粒子の分散状態と粘弾性・流動挙動
- ゲル化過程の粘弾性変化
- 粘弾性によるゲル化点の求め方とネットワーク構造
- 質疑応答・名刺交換・個別相談
会場
受講料
- 1名様: 47,600円(税別) / 52,360円(税込)
割引特典について
- R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
- 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
- 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
- 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)