第1部:自動車用窓ガラスに求められる特性・高機能化
〜ヘッドアップディスプレイ (
HUD) を中心に〜
(2026年4月10日 10:30〜12:00)
自動車は数十年に一度の大きな変革期を迎えており、その原動力はパワートレインの変化と自動運転化で、自動車用の窓ガラスもこの流れに従って進化しています。特に自動運転では、その過渡期としての運転支援システムが必須とされます。その一つとして期待されているのが自動車用ヘッドアップディスプレイ (HUD) です。これは速度や警告などの運転に必要な情報をフロントガラス等に映し出し、いち早くドライバーに情報をインプットして、運転の安全性を高めます。HUDを車載するには、情報を投影するスクリーンとしてのフロントガラスの特性が重要です。
本講演ではこの自動車用窓ガラスの基礎 (組成、特性、製造方法、種類) と、公道を走るための自動車ガラスの法的要件や、OEM (カーメーカー) からの要求事項を解説します。また自動車用HUDの歴史と変遷、現在主流の楔型HUD、期待される将来像を説明します。自動車ガラスには紫外線遮蔽、熱線遮蔽、撥水、調光、防曇などの種々の機能を持つものもあり、これらについても概説します。
- 自動車用の窓ガラスの基礎
- 板ガラスの基本組成と生産方法 (フロート法)
- 自動車用窓ガラスの種類
- 自動車用窓ガラスの製造方法
- 自動車用窓ガラスの変遷
- 自動車用の窓ガラスに求められる特性
- 自動車用窓ガラスに係わる法規
- 合わせガラスに求められる特性
- 強化ガラスに求められる特性
- 実用上のハードル (OEMからの要求事項)
- 自動車用の窓ガラスを利用したヘッドアップディスプレイ
- ヘッドアップディスプレイの基礎
- ヘッドアップディスプレイの歴史
- ヘッドアップディスプレイの現在地と昨今の話題
- くさび状中間膜を利用したHUD
- その他の技術
- 今後の期待
- 自動車用の窓ガラスの高機能化
- 遮熱ガラス
- 紫外線遮蔽ガラス
- 撥水ガラス
- 調光ガラス
- 防曇ガラス
- その他の機能ガラス
- まとめ
第2部:ホログラム技術の基礎および車載用ヘッドアップディスプレイ (HUD) への応用
(2026年4月10日 13:00〜17:00)
2010年代に入ってから、産業分野におけるAR/VR技術の活用の進展伴い、ヘッドアップディスプレイ (HUD) やヘッドマウントディスプレイ (HMD) の製品開発が非常に盛んになってきている。それに伴い、ホログラム技術に基づく開発成果が数多く報告されてきている。ホログラム技術は、1940年代に研究が始まり、当初はグラフィックアートに代表される立体像を記録した製品を中心に広く知られるようになった。その後、60年を超える開発期間を経て、セキュリティ用途などの応用製品に発展し、最近はソニー社や米国デジレンズ社の導光板への適用などを始めとする、各種光学素子の実用化が進展している。自動車用HUDシステムについては、欧州の高級車メーカーでは標準装備化が進み、最近は国内でも軽自動車を含め、一般車においても標準搭載やオプション設定による搭載が広がり、加えてアフターマーケット市場にも数多くの製品が出回っており、一般への認知度が非常に高くなってきている。
講座では、ホログラム技術の基本原理や特徴を紹介し、これらの技術を応用したHUDの開発およびホログラムHUDの実用化に向けた課題、さらに最近のHUD関連の話題や今後の展望について解説する。
- ホログラム技術の基礎
- ホログラフィとは
- 記録再生の基本原理と特徴
- ホログラム作製技術
- ホログラム記録材料
- 材料に求められる性能
- 代表的な記録材料
- 実用化に向けた材料開発課題
- HUD実用化の意義
- 車載ディスプレイの課題
- HUDシステムの有効性と市場動向
- 車載HUDの制約条件と技術課題
- ホログラムHUDの光学設計と車載実装
- HUDの基本構成と仕様
- ホログラムHUD特徴と実装課題
- ホログラム光学素子 (HOE) の設計技術
- HUDの開発動向と今後の展望
- HUDの最新開発動向と話題
- ホログラムHUD実用化に向けた課題と解決策
- 今後の展望
- 質疑応答
案内割引・複数名同時申込割引について
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- R&D支援センターからの案内を希望する方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- R&D支援センターからの案内を希望しない方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
- 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナー (第2部のみ) のいずれかをご選択いただけます。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
ライブ配信セミナーをご希望の場合
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合 (第2部のみ)
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
- 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
- 視聴期間は2026年4月13日〜20日を予定しております 。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。