病院経営のしくみを知ってマネジメントをレベルアップ

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病院経営に対する意識の盛り上がりは、様々な医療従事者の経営に対する勉強意欲となっている。海外のMBAへ行く医師や看護師などが出現し、大学医学部を中心に病院経営の大学院が設立されるに至っている。このような病院経営への医療業界の前向きな姿勢は実際に病院経営が良くなる要因にもなっている。  このような病院経営に対する意識変革の中で、病院経営の上手い病院とそうでない病院、マネジメントがうまい管理者とそうでない管理者が出現し、経営イコール難解といった誤解もできている。  一方、病院経営は企業経営からすると遅れていると言われるが、実際にそうであろうか?製造業では多品種少量生産が時代の先端であるが、医療は昔からオーダーメイドでサービスを提供しているため多品種少量生産が当たり前である。そういった意味では、昔から先進的なマネジメントがなされているといってもおかしくない。  DPCや特定健診・特定保健指導など様々な制度が導入され、病院経営も変化しつつある。クリティカルパスや疾病別原価管理といったIE(Industrial Engineering:経営工学) の手法も導入されている。このような難しいと思われがちな経営手法が病院運営や経営では当たり前となりつつある。  しかし、これらの手法を取り入れたからと言って医療の質が向上し収益が大幅に改善したであろうか?逆に、新しい病院経営ツールを導入したため、事務の手間が増えることで残業が増え、離職が増えたりといったコストをかさむ要因となっている病院もある。
これはなぜか?  難しい病院経営ツールを理解せずに導入してしまったことや導入のタイミングを間違えたこと、コンサルタントの口車に乗せられたことなのかもしれない。これら全てに共通することは、病院経営の基本的な仕組みを知らなかったことが大きな原因であると思われる。  そこで、本セミナーでは病院経営に関する仕組みを理解することで基礎力向上を図りこれから制度変更があろうが、新たな病院経営ツールが世の中に出回ろうが、そのツールを理解しタイミングよく導入できるようになることを最終目的とする。  対象は、病院の各セクションのマネジャーからトップマネジメントまでの病院経営の入門者から原点をもう一度復習したい方とする。  病院経営として売上を上げるべきか費用を下げるべきかどちらが優先事項であるか知りたい方は是非ご参加いただきたい。

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
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