高屈折率ポリマーの合成、物性評価と応用展開

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本セミナーでは、屈折の基礎、ポリマーの屈折率の測定方法、ポリマー材料の合成方法、屈折率の評価について解説いたします。
また、今後の高屈折率材料を開発するための新規ポリマーの分子設計指針についての考察を解説いたします。

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プログラム

光学デバイスの高性能化および小型化の進展に伴い、熱硬化性、熱可塑性、UV硬化性樹脂として用いられるポリマー材料には、従来材料を上回る高屈折率化が求められている。具体的には、眼鏡レンズ用途では屈折率 1.8以上、マイクロプラスチックレンズでは1.7以上、  さらに UV硬化性樹脂においては加工性や高い透明性を維持したまま 1.6以上を達成することが重要な課題である。一方で、高屈折率化は材料の着色や機械的・熱的物性の低下を招く可能性があり、用途を見据えた分子設計および評価手法の選択が不可欠となる。  本講演では、まずポリマーの屈折率に関する基礎理論と測定法について概説し、ローレンツ – ローレンツ式に基づく分子屈折率および密度制御の観点から高屈折率化の設計指針を示す。さらに、硫黄、テルル、ヨウ素などの高分子屈折率元素をポリマー骨格に導入した高屈折率ポリマーについて、合成手法および物性評価結果を紹介し、高屈折率化と実用特性の両立に向けた材料設計の有効性と今後の応用可能性について議論する。

  1. ポリマーの屈折率の測定方法
    • 屈折率の原理
    • アッベ数
    • 測定方法
  2. 高屈折率ポリマーの開発例
    • プラスチックレンズ材料の開発例
    • ストランドの作成方法
    • マイクロレンズへの応用
  3. 含硫黄ポリマー
    • 合成法
    • 性質
    • 屈折率制御
  4. 特殊構造高分子とそれらの物理的特性
    • ケイ素元素を有する高密度なポリマーの合成
    • 屈折率特性
  5. 高アッベ数ポリマーの分子設計
    • 原理
    • 分子設計方法
  6. 含テルルポリマーの合成と屈折率特性
    • 合成法
    • 屈折率と性質
  7. 含ヨウ素ポリマーの合成と屈折率1.8以上のマイクロプラスチックレンズ材料の可能性
    • 合成法
    • 屈折率と性質
  8. 屈折率変換材料の開発
    • 合成法
    • 屈折率変換の原理
    • 測定
  9. 質疑応答

受講料

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