第1部 易解体性接着の動向と熱応答型易解体性接着材料の設計
(2026年4月10日 11:00〜12:30)
易解体性接着の材料設計を行うために必要となる、接着の基礎でありながら設計に欠かせない重要ポイントを整理して説明する。さらに、信頼性の高い接着と必要な時に迅速に解体できる特性をどのようにして両立させればよいか、従来と異なるアイデアに基づく材料設計を行うためのヒントを話題提供する。易解体性接着のこれまでの技術開発の経緯を紹介し、現在の課題、今後の方向性などについてコメントすると同時に、演者がこれまで開発してきた具体的な材料の特徴を述べる。熱酸発生剤を併用することによって可能になった安定性と分解性を両立する熱応答型易解体性接着材料の開発についても詳細を説明する。
- 接着の基本
- 基本用語と定義
- 接着と粘着
- 接着の基本原理
- 接着理論と機構
- 接着機構の分類
- 分子間相互作用による接着
- 機械的相互作用による接着
- 分子間結合による接着
- 分子拡散・絡みあいによる接着
- アンカー効果による接着の歴史的背景
- アンカー効果による接着の最新動向
- 易解体性接着の技術開発経緯
- 解体性接着の意義
- 従来の解体性接着技術の事例紹介
- 現状での問題点と課題解決の方向性
- 解体のための外部刺激の特徴
- 外部刺激の分類
- 熱による解体システムの特徴と最新の応用例
- 光による解体システムの特徴と最新の応用例
- 電場による解体システムの特徴と最新の応用例
- 化学反応による解体システムの特徴と最新の応用例
- その他の刺激による解体システムの特徴と最新の応用例
- 熱応答性易解体接着の安定性と迅速解体の両立
- 熱応答性易解体接着の利点
- 従来の光と熱による二重刺激応答性材料
- 熱安定性を向上した熱応答性易解体接着材料の開発
- 熱酸発生剤と熱塩基発生剤
- 熱応答性易解体接着剤への熱酸発生剤の添加効果
- 使用時の安定性と迅速解体の両立
- 反応機構のスイッチングによるオンオフ制御
- まとめ
第2部 易解体性と耐久性を両立させた熱可塑性接着フィルムとその応用
(2026年4月10日 13:30〜14:45)
マルチマテリアル化の重要課題である異種材接合技術の解決策として、熱接着フィルム「FIXELON ® 」について紹介する。また、FIXELON ® の耐久性と易解体性を活かしたサーキュラーエコノミーへの貢献についても述べる。
- 熱接着フィルム「FIXELON ® 」の概要
- フィルム状接着材
- VOCの低減
- 引張剪断接着強さと剥離接着強さの両立
- 異種材料との接着
- 接着方法について
- 外部加熱と内部加熱
- 各種接着方法
- サーキュラーエコノミーへの貢献
- 易解体性接着剤について
- FIXELON ® の易解体性
- FIXELON ® の耐久性
- FIXELON ® の採用事例
- 自動車内装部品 採用例
- その他応用例
- フィクセロンテクニカルセンターの開設
第3部 リワークおよび資材リサイクル可能なジチオウレタン系接着剤の開発
(2026年4月10日 15:00〜16:15)
重合と解重合を自由に切り替えることができるジチオウレタン樹脂の特徴 (設計・合成・物性) を紹介する。また、ジチオウレタン樹脂を基盤とする接着剤について、強固な接着と容易な解体の両立、被着体と接着剤の完全な分離、リワーク性やリサイクル性などの機能を中心に解説する。
- ポリジチオウレタンの特徴
- 合成と構造
- 自己修復性
- 解重合とリサイクル
- 光学特性
- ジチオウレタン系接着剤の特徴
- 触媒
- 接着特性
- 易解体性
- リサイクル性
- リワーク性
- 光学接着剤への応用
- 透明基板の接着
- 基板のリサイクル
- リワークおよびリサイクルの再現性
複数名同時受講割引について
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