超撥水表面の設計と最近の技術動向

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本セミナーでは、超撥水表面のメカニズムにもとづき、その設計指針を解説するとともに、超撥水表面の最近の技術動向を紹介いたします。

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プログラム

固体表面の濡れ性は親水性/疎水性 (撥水性) のどちらかに分類されてきたが,近年,この枠組みに「超撥水性」が加わり,注目を集めている。超撥水表面は水にほとんど濡れないため,その表面に水が接触すると,球状の水滴が飛び跳ねるように転がる。この特異な性質のため,超撥水表面はガラス,車両,繊維,紙,建材などへの幅広い応用が期待されている。  本セミナーでは超撥水表面のメカニズムにもとづいて,その設計指針を解説するとともに,超撥水表面の最近の技術動向を紹介する。

  1. 固体表面の濡れ
    1. 表面の濡れ性を支配する因子はなにか
    2. 濡れ性の定量評価 (表面張力,接触角)
    3. 親水性,撥水性,超撥水性
  2. 超撥水表面
    1. 基礎
      1. 自然界の超撥水表面
      2. 超撥水性の定義
      3. どんな表面が超撥水性になるのか
      4. 超撥水表面の歴史
    2. 分析法
      1. 撥水性
      2. 表面エネルギー
      3. 表面形態
    3. 作製法
      1. ドライプロセス
      2. ウェットプロセス
      3. 超撥水表面の設計指針
  3. 超撥水表面の現状と課題
    1. 国内外の研究動向
    2. 超撥水コーティングの機能
      1. 耐久性
      2. 透明性
    3. 超撥水表面の特殊な応用例 (防氷,光触媒,耐腐食フィルムなど)
  4. まとめ

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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