「ライトフィールドディスプレイ」と「空中ディスプレイ」 (2日間)

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本セミナーでは、ライトフィールドの基本的な考え方から、理論的背景、解析方法、最新技術動向まで詳解いたします。

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2026年1月28日「ライトフィールドカメラ / ライトフィールドディスプレイの基礎と最新技術動向」

 近年、ディープラーニングをはじめとするAI技術の進化に伴い、ライトフィールド技術がカメラ・ディスプレイ・XR分野のみならず産業・医療・ロボティクスなど、幅広い領域で注目を集めています。  ライトフィールドは、光を電磁場などの物理的な場と同様に捉える考え方であり、かつ、光を記述する関数です。一般には、ライトフィールドは、二次元の位置と二次元の方向の四次元の情報で表さられ、様々な処理や解析に使われます。  本講座では、ライトフィールドの基礎理論からカメラ/ディスプレイの最新実装、さらにはNeRFをはじめとするニューラルレンダリングやXR応用の最前線までを体系的にご紹介し、今後の市場展開とビジネスチャンスを展望していきます。

  1. ライトフィールドの概要
    1. ライトフィールドとは何か
    2. ライトフィールドの背景・歴史
    3. ライトフィールドの理論的基礎・特性
  2. ライトフィールドの理論と処理技術
    1. 光線空間とNeRFをはじめとするニューラルレンダリング技術
    2. ライトフィールドの定式化・座標系
    3. ライトフィールドのサンプリング理論と圧縮
    4. ライトフィールドの処理と生成
  3. ライトフィールドカメラの原理・実装・研究動向
    1. ライトフィールドカメラの基本原理:復習と最新動向
      1. プレノプティックカメラ
      2. フォーカスドプレノプティックカメラ
    2. ライトフィールドカメラの実装例と新しい構成
      1. カメラアレイ+ニューラルレンダリング (NeRF / Multi-plane image 生成)
      2. レンズアレイカメラ+マイクロレンズの進化
    3. 最新研究事例
    4. 応用分野と今後の可能性
  4. ライトフィールドディスプレイの原理・実装・応用
    1. ライトフィールドディスプレイの原理:再整理と最新手法
      1. 標本化方式ディスプレイ
        • Barrier
        • レンズアレイなど
      2. 積層方式 (テンソルディスプレイや多層LCDによる実装など)
    2. 最新の実装動向:ハードウェア/ソフトウェア双方
      1. バリア方式・レンズアレイ方式の高解像度化・多視点化
      2. 複数パネル方式 (多層構造/可変焦点方式)
      3. Holographic / Waveguide 方式 (ライトフィールド技術との近似・相違)
      4. メーカー/ベンチャー企業最新製品紹介
        • Looking Glass
        • Leia
        • RealImageなど
    3. ライトフィールドディスプレイの応用領域と市場拡大
      1. 裸眼 3D ディスプレイ:解像度や視野角のトレードオフ最新動向
      2. ピント調節機能付きライトフィールドディスプレイ:実用化事例と技術的課題
      3. ヘッドマウントディスプレイ/メガネ型ディスプレイへの応用
      4. AR HUD (Head-Up Display) ・メタバースディスプレイ化の可能性
      5. 産業用途
        • CAD
        • 医療画像
        • リモート協業など
    4. ライトフィールドコンテンツ生成技術
  5. AI と XR 時代のライトフィールド:展望と課題
    1. ライトフィールド + AI (Neural Rendering / Deep Learning) の未来
    2. ライトフィールドの XR (AR/VR/MR) での役割と課題
    3. 産業・社会実装に向けたビジネス/研究機会
    4. 今後の研究課題とまとめ

2026年1月29日「空中結像の原理と構成部材、空中ディスプレイ・空中映像技術と応用展開」

 何もない空中に映像が浮かぶディスプレイはSF映画ではおなじみの未来技術です。  スクリーンや霧などで光を散乱させることもなく、広い範囲から観察できる空中映像を形成する原理や必要な構成部材は何か?なぜ空中に映像を浮かばせる技術に産業界の期待が高まっているのか?空中ディスプレイに向けに今後必要な光学素子は何か? 空中ディスプレイの社会実装の事例や国際標準化の動向について、やさしく解説します。

  1. なぜ日本では3Dディスプレイよりも空中ディスプレイの方が注目を集めつつあるのか?
    1. 3Dディスプレイ研究に関するトライ&エラーの経験
    2. 視覚による奥行き知覚のメカニズム
    3. ディスプレイに求められる新しい価値
  2. 空中に光の映像だけでなく熱や音を収束できる光学素子を試作する方法
    1. LEDサインを空中に結像するだけであれば、地方大学の設備でも作れる。
    2. 空中に熱を収束できれば目の不自由な方むけのサインにもなり得る。
    3. 光、熱、だけでなく、音も収束できる。
  3. 空中ヒーターは新しい暖房技術
    1. 空調機エンジニアとの共同研究
    2. 手作りで低コストで作れる空中ヒーター素子:SPA
    3. より温かい空中ヒーターを可能にする素子:WARM
  4. 再帰反射による空中結像 (AIRR)
    1. 再帰反射素子は、もっとも大量に生産がなされている光学素子の一つ。
    2. 空中結像の原理
    3. 高校生から80歳の方まで、簡単に作れる空中ディスプレイ工作:b-AIRR
  5. 最新の空中ディスプレイの研究と開発
    1. 空中スクリーンのポップアップ感をわかりやすくする工夫
    2. 3D映像の空中表示
    3. 触ると温かい空中映像の形成
  6. 空中ディスプレイ産業の発展に向けて
    1. AIRRが東京モーターショーでデビュー
    2. 空中ディスプレイの利用が期待される分野
    3. 国際標準IEC/TC110でAerial Displayの規格化が進行中
  7. 空中ディスプレイの構成部材と最新動向・課題
    1. 空中結像素子の分類
    2. 大量生産化・低コスト化の動向
    3. ぜひ開発をいただきたい空中ディスプレイ用「夢の」光学素子

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