本セミナーでは、より有効で安全な抗体医薬品の開発するために、関連する主な論文のデータを解説すると共にその意義について考察いたします。
日時
- 2026年4月13日 10時00分〜 2026年4月13日 16時30分
- 2026年4月14日 10時00分〜 2026年4月14日 16時30分
開催予定
プログラム
疾患の治療において標的としての有用性が確かめられているタンパク質に対する抗体の糖鎖あるいはタンパク質の構造をエンジニアリングし、同じ標的タンパク質に対する従来の抗体医薬品と比べて有効性、PK及び安全性を高め付加価値を与えて開発する数多くの試みが行われ、多くのエンジニアリング抗体が承認されています。 そこで、本セミナーでは講師が執筆した下記の総説を基にして幅広い観点から各種エンジニアリングの原理とエンジニアリングを用いて開発された抗体医薬品の有効性、PK及び安全性の改良例について、スライド約400枚を用い概説します。このような多岐にわたる抗体のエンジニアリングについて一度にまとめて聞ける機会は稀と思われます。御関心のある企業の研究者及びCMCの担当者の皆様はこの機会をご利用ください。
- フコース含量を低下させるエンジニアリングによるADCC活性の促進
- 抗体の糖鎖のフコース含量の低下がADCC活性を促進することが明らかになった経緯
- Lec13細胞で産生した抗体を用いた解析
- YB2/0細胞で産生した抗体を用いた解析
- 各種グリコシル化関連遺伝子過剰発現HEK293-EBNA細胞で産生した抗体を用いた解析
- FUT8遺伝子ノックアウトCHO細胞で産生した抗体を用いた解析
- フコース含量を低下させる糖鎖エンジニアリング
- 一覧
- その他のエンジニアリング
- GMD遺伝子のノックアウト
- FX遺伝子のノックアウト
- GTS遺伝子の発現、RMD遺伝子の発現
- GDP-フコーストランスポーター遺伝子のノックアウト
- 化合物によるフコシル化の阻害
- 既承認及び臨床試験中の抗体医薬品
- 一覧
- 既承認の抗体医薬品
- まとめ
- 抗体の糖鎖のフコース含量の低下がADCC活性を促進することが明らかになった経緯
- Fc領域のタンパク質エンジニアリングによるエフェクター機能の促進
- 本研究が行われるようになった経緯
- エンジニアリング
- S239D/I332変異
- G236A/I332E変異、
- F243L/R292P/Y300L/V305I/P396L変異
- 既承認及び臨床試験中の抗体医薬品
- 一覧
- 既承認の抗体医薬品
- まとめ
- Fc領域のタンパク質エンジニアリングによるエフェクター機能の低下
- 抗体医薬品の有効性及び安全性を確保する観点から、エフェクター機能の低下が必要なケース
- 変異及び置き換え
- L234F/L235E/P331S変異
- Fc領域のIgG2/IgG4 Fc領域への置き換え
- 既承認及び臨床試験中の抗体医薬品
- 一覧
- 既承認の抗体医薬品
- まとめ
- バイスペシフィック抗体医薬品
- 既承認及び臨床試験中のバイスペシフィック抗体医薬品一覧
- フォーマットに基づいた分類
- 各特異性における結合部位
- 対称性の有無
- 構成する領域
- IgG用フォーマット
- 2つの異なる重鎖と2つの異なる軽鎖の発現により形成される可能性のある抗体
- 異なる重鎖の会合に用いるプラットフォーム
- Knobs-into-holes
- SEED
- DEKK
- Xmab®
- ART-Ig®
- DuoBody®
- CRIBTM
- 目的とする特定の重鎖と軽鎖を選択的に組み合わせて会合させるために用いるプラットフォーム
- orthogonal Fab
- DVD-IgTM
- FIT-Ig®
- CrossMab
- SEBA
- 非IgGフォーマット
- BiTE®
- ITabTM
- DART®
- TrikeE®
- Bispecific Nanobody
- Tandem Diabody
- IgG用フォーマット
- 作用機構に基づいた分類
- 異なる2種類の抗原をターゲッティング
- 標的細胞に対する免疫細胞のリクルートによる殺傷
- 二重のシグナル伝達経路の阻害
- レセプターのブリッジングによるシグナル伝達の促進
- 免疫チエックポイントの妨害
- コファクターミメティクス
- ローカリゼーション効果
- ピギーバック
- 1種類の抗原の異なる2つのエピトープをターゲティング
- 細胞膜に存在する抗原を介したシグナルに対して抑制あるいは促進的に作用
- 異なる2種類の抗原をターゲッティング
- 既承認の抗体医薬品
- まとめ
- バイスペシフィック融合タンパク質医薬品
- 既承認及び臨床試験中の医薬品一覧
- Tebentafusp
- ImmTAC®の作用機構
- まとめ
- タンパク質エンジニアリングによるFcRnに対する結合親和性の増加を介したリサイクリングの促進
- IgGのFcRnを介したリサイクリング機構
- IgGとFcRnの結合及び解離機構
- 細胞内に取り込まれた抗原とIgGが結合した免疫複合体の運命
- エンジニアリング
- M252Y/S254T/T256E変異
- M428L/N434S変異
- スイーピング抗体
- 既承認及び臨床試験中の抗体医薬品
- 一覧
- 既承認の抗体医薬品
- まとめ
- タンパク質エンジニアリングによるIgG4の半分子への解離の阻止
- 異なる2つのIgG4間における半分子の交換
- 知見1〜4
- 既承認及び臨床試験中の抗体医薬品一覧
- まとめ
- 抗体プロドラッグ
- 作用機構
- 抗体プロドラッグのプロテアーゼによるマスキング除去に伴う有効濃度のシフト
- 臨床試験中の抗体プロドラッグ
- まとめ
- B細胞結合抗体のタンパク質エンジニアリングによるFcγRIIbに対する結合促進を介したB細胞の機能抑制
- 機構
- Obexelimab
- AIMab7195
- まとめ
- Fc領域のタンパク質エンジニアリングによるFcRnへの結合促進を介した自己抗体のリサイクリングの競合的な阻害
- Efgartigimod
- まとめ
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 57,000円(税別) / 62,700円(税込)
- 複数名: 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 57,000円(税別) / 62,700円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。 - 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
ライブ配信セミナーをご希望の場合
- 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。 - ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合
- 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
- お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
- 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
- 視聴期間は2026年4月28日〜6月1日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。 - セミナー資料は印刷・送付いたします。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。