第1部 使用済みリチウムイオン電池のリサイクルの現状と課題
(2026年3月10日 11:00〜12:15)
リチウムイオン電池の登場は、電池の用途と市場を飛躍的に拡大させている。一方で、電解液の可燃性等の特徴から、市場での事故や課題も多く聞かれるようになった。また、日本国内では電気自動車の普及が遅れており、十分な使用済電池が回収できない実態も明らかになっている。
本講演では、電池の廃棄やリサイクルに関する法規制、処理の実態や課題、最近のEU電池規則の要求事項もふまえ、俯瞰的、体系的に解説を行う。
- LIBリサイクル技術と処理工程の概要
- 蓄電池の処理工程
- 次世代リサイクル技術への取組
- 焙焼法とダイレクトリサイクル
- 回収量とLIBリサイクルの経済性
- 使用済み蓄電池の回収フロー
- 蓄電池の流通量と回収量
- 蓄電池の資源価値
- LIB回収における経済性評価
- LIBリサイクル市場の実態と課題
- 小型携帯機器用途の実態と課題
- 大型機器用途の実態と課題
- リサイクル関連法令
- 日本のリサイクル関連法令
- EU電池規則の概要と動向
第2部 使用済み電池からのリチウム回収技術
(2026年3月10日 13:15〜14:30)
- リチウム資源リサイクルの必要性
- リチウム資源市場
- リチウム資源のリスク
- リチウム資源確保
- リサイクル市場
- リサイクルの課題
- リサイクルの流れ
- リサイクルの経済性
- リサイクルの安産性
- リサイクル技術の動向
- リチウム回収技術の比較
- 電気透析法による回収技術
第3部 エマルションフローによるリチウムイオン電池の水平リサイクル
(2026年3月10日 14:45〜16:00)
カーボンニュートラルに向けてのEVの普及が見込まれる昨今、リチウムイオン電池 (LIB) などからのレアメタルのリサイクルは不可欠です。市中から回収された退役LIBに含まれるCo、Ni、Liなどのレアメタルを、再度、LIBの素材として高純度 (たとえば、99.9%) で再生する、いわゆる、水平リサイクルが理想的ですが、レアメタルの分離精製における技術的な課題が、これを阻んでいます。
本講演では、レアメタル分離精製の要となる溶媒抽出を革新する新技術、エマルションフローによるLIB水平リサイクルに向けた取り組みなどを紹介します。
- レアメタルリサイクルの社会的背景
- 解決したいグローバルな社会問題
- 脱炭素社会でのレアメタル問題
- リチウムイオン電池 (LIB) リサイクルでの理想と現実
- レアメタルの水平リサイクル (理想)
- レアメタルリサイクルの理想と現実
- エマルションフローの原理とLIBリサイクルへの応用
- 溶媒抽出の原理
- 従来の溶媒抽出技術の課題
- 溶媒抽出技術の課題を解決するには
- 溶媒抽出技術の革新=エマルションフロー
- エマルションフローの技術的な優位性
- LIBの水平リサイクルに向けた取り組みと進捗
- エマルションフローがもたらす新しいコンセプト
- 集中型リサイクルと分散型リサイクル
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