材料表面への撥水/撥油性付与とぬれ性評価

オンライン 開催

本セミナーでは、ぬれ性の制御、評価の基礎から、動的ぬれ性の考え方、測定のポイント、PFAS規制に対応した処理法まで詳説いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 動的ぬれ性の考え方と撥水/撥油表面の設計指針

(2026年2月20日 10:30〜12:00, 13:00〜14:30)

 本セミナーでは、まず最初に、固体表面のぬれ性 (撥水・撥油性、親水性) をどのように評価し、いかに制御するかについての基礎知識や、応用・実用上ポイントとなる動的ぬれ性についての理解と取得を目指します。次いで、ぬれ性を制御するための各種表面処理・改質技術について、国内外の最新の研究開発動向を紹介します。  さらに、PFOA・PFOS等の長鎖有機フッ素化合 (PFAS) への法規制を鑑み、講師らが開発している各種機能性薄膜を用いた脱フッ素・フッ素代替表面処理・改質技術について、例を挙げて分かりやすく解説します。

  1. ぬれの基礎とこれまでの評価法の問題点
    1. Youngの式
    2. 表面張力の定義と測定方法
    3. 表面自由エネルギーとは?
    4. Cassieの式 (凹凸表面におけるぬれ)
    5. Wenzelの式 (複合表面におけるぬれ)
    6. CassieとWenzelの式は本当に正しいのか?
    7. 既存理論を否定する研究事例
    8. 3相接触線の重要性
    9. これまでのぬれ性評価法とその問題点
    10. 静的接触角とぬれ性との関係
  2. 動的ぬれ性の考え方と測定・制御方法
    1. 動的ぬれ性とは?
    2. 動的ぬれ性制御の重要性
    3. 動的接触角の定義と近年の役割
    4. 動的接触角の測定方法
      1. Wilhelmy法とその特徴
      2. 滑落/転落法とその特徴
      3. 拡張収縮法とその特徴
    5. 接触角ヒステリシスの定義と発生原因
    6. 自然界における高/低接触角ヒステリシス表面
    7. 接触角ヒステリシス制御に関する過去の研究
    8. 接触角ヒステリシスを抑制するためのコンセプト
    9. 接触角ヒステリシスと滑落性の関係 (Kawasaki/Furmidgeの式)
    10. 低接触角ヒステリシス表面の応用事例
  3. 撥水/撥油処理の最新研究動向
    1. バイオミメティクス (生物模倣技術) とは?
    2. 超撥水/撥油性を得るための表面設計指針
    3. これまでの超撥水/撥油性表面の問題点・課題
    4. 耐久性アップ/長寿命化のためのコンセプトと研究事例
    5. 最近の超撥水/撥油性の定義
    6. 超撥水/撥油処理の最新研究開発動向
    7. SLIPS の特徴・設計・課題
  4. 長鎖有機フッ素化合物に依存しない各種撥水/撥油/難付着性処理技術
    〜PFAS (PFOS/PFOA) 規制への対応として〜
    1. フッ素フリー撥水/撥油処理の最新研究開発動向
    2. 有機-無機ハイブリッド皮膜やポリマー皮膜による撥水/撥油性表面の作製方法とその特徴
    • 質疑応答

第2部 表面張力・接触角測定によるぬれ性評価

(2026年2月20日 14:45〜16:15)

 研究開発から品質保証の現場まで簡便な表面分析の代表例として接触角があげられる。本講座では表面・界面張力、接触角に関する基礎事項の理解を深め、測定時の注意点やノウハウについて、測定例を交えながら述べる予定である。

  1. 表面張力・界面張力
    1. 表面張力とは
    2. 表面張力とぬれ性のイメージ
    3. 表面張力の測定方法
    4. Wilhelmy法
      1. プレート法
      2. 垂直板法
    5. du Nouy法
      1. リング法
      2. 輪環法
    6. 懸滴法
      • ペンダント・ドロップ法
    7. 最大泡圧法
  2. 接触角
    1. 接触角とは
    2. 接触角の表面感度
    3. 接触角の測定・解析方法
    4. 静的接触角測定
      • 液滴法
    5. 動的接触角測定
      1. 拡張・収縮法
      2. 滑落法
      3. Wilhelmy法
    6. 特殊な接触角測定
      1. 極小領域
      2. 三態系
      3. 粉体
  3. 表面自由エネルギー
    1. 表面自由エネルギーとは
    2. 表面自由エネルギー解析
    3. 表面自由エネルギーの成分分け
    4. 静摩擦係数と表面自由エネルギーとの関係
    • 質疑応答

受講料

  • 1名様: 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
  • 複数名: 50,000円(税別) / 55,000円(税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 200,000円(税別) / 220,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 230,000円(税別) / 253,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
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  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
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    印刷物は後日お手元に届くことになります。
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  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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