医薬品における洗浄バリデーション

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2026年の医薬品業界は、厳格な規制要求と業務効率化の両立という大きな課題に直面しています。洗浄バリデーションは患者の安全を守る重要な業務である一方、多大な時間と労力を要する業務でもあります。  本セミナーでは、最新の規制要求を満たしながら、生成AI技術を活用して業務を効率化する実践的な方法をお伝えします。ChatGPT、Claude、Geminiといった生成AIツールは、適切に活用すれば、文書ドラフト作成時間の大幅な短縮や規制調査の効率向上を実現できます。  ただし、AIはあくまで支援ツールです。最終的な判断と責任は必ず人間が担います。本セミナーでは、AIの適切な活用方法と限界、そしてリスク管理の方法についても詳しく解説します。特に医薬品規制業務では、AI生成文書の検証プロセスに要する時間も考慮する必要があり、総合的な効率化の程度は個々の状況により異なります。  初心者の方から経験豊富な方まで、それぞれのレベルに応じた学びを得られる内容となっています。2026年の規制環境で勝ち残るための最先端のノウハウを、ぜひ本セミナーで習得してください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

第1部:洗浄バリデーションの基礎と規制要求

  1. 医薬品製造における交叉汚染リスクと洗浄の重要性
    1. 交叉汚染事例から学ぶ (2026年最新事例含む)
      • 胃腸薬からドーピング禁止薬物の混入事例 (使用中止と自主回収)
      • 近年の交叉汚染による製品リコール事例と根本原因分析
      • 2024年〜2026年のFDA Warning Letterにおける洗浄関連指摘事項
    2. バリデーションの概念と歴史
      • バリデーションの考え方の誕生と発展
      • バリデーションとベリフィケーションの違いと使い分け
      • 医薬におけるバリデーションとは (FDA Guidelines on General Principles of Process Validation – 1987からの進化)
      • プロセスバリデーション (PV) とクリーニングバリデーションの関係性
    3. FDAと洗浄バリデーション
      • FDAの洗浄バリデーションに対する6つの期待
      • 最新のFDAガイダンスとエンフォースメント動向 (2026年)
  2. 用語の定義と基本概念
    • 洗浄バリデーションに関する重要用語の正確な理解
    • CIP、COP、DHT、CHT、HBEL、MACO等の定義
    • 国際的に整合性のある用語の使用方法
  3. 洗浄バリデーション概要
    1. 洗浄バリデーションの目的と重要性
      • 洗浄バリデーションの目的:交叉汚染防止による患者保護
      • 製品品質確保における洗浄バリデーションの位置づけ
      • 経営リスクとしての洗浄不良 (リコール、FDA警告、製造停止等)
    2. 洗浄バリデーションの範囲と評価対象
      • 共用設備における洗浄バリデーションの必要性
      • 専用設備における洗浄バリデーションの考え方
      • 高活性物質 (高薬理活性物質、高毒性物質) への特別な配慮
      • 評価対象物質:有効成分、分解生成物、微生物、洗浄剤、潤滑剤等
    3. Worst Case Approach (ワーストケースアプローチ)
      • ワーストケースの概念と重要性
      • ワーストケースの特定方法
        • 製品 (溶解性、毒性、投与量等)
        • 最長保持時間 (DHT)
        • 機器の最長連続使用期間
        • 洗浄困難部分 (デッドレグ、複雑形状等)
      • ワーストケース選定の実践例とドキュメント化
    4. リスクベースアプローチ
      • ICH Q9品質リスクマネジメントの適用
        • II.4 施設、設備、ユーティリティのための品質リスクマネジメント
      • 洗浄の結果に影響を及ぼすリスクの特定と評価
      • リスクに基づいた取り組み (共用設備の考え方)
      • リスクコントロール戦略の立案と実施
  4. 洗浄バリデーションの規制要求 (2026年最新版)
    1. 日本のGMP規制
      • バリデーション指針 (バリデーション基準の改定版)
      • GMP省令および施行通知における洗浄バリデーション要求
        • (2) バリデーションにより検証する事項
        • (5) バリデーションの種類等
      • GMP事例集 (2022年版) 洗浄バリデーション関連事項
      • 2024年〜2026年のPMDA査察動向と指摘事項
    2. PIC/S GMPの要求事項
      • PIC/S GMP Annex 15適格性評価とバリデーション
        • 適格性評価、バリデーション、ベリフィケーションの関係
        • 洗浄バリデーション (詳細解説)
        • 新製品を追加した場合の対応
      • PIC/Sガイドライン PI 046 – 1 (HBELの設定)
      • PIC/S Q&A PI 053 – 1 (医薬品製造におけるリスクに基づく交叉汚染防止)
    3. 国際規制のハーモナイゼーション
      • FDA、EMA、PIC/S、WHO等の規制要求の比較
      • グローバル製造における統一的アプローチの重要性

第2部:洗浄手順の確立と残留許容限度値の設定

  1. 洗浄手順の確立
    1. 対象設備の選定とグルーピング
      • 洗浄バリデーション対象設備の特定
      • グルーピングの考え方と科学的根拠
        • 設備の類似性
        • 製品の類似性
        • 洗浄方法の類似性
      • グルーピングの実践例とバリデーション戦略
    2. 対象物質の選定
      • 有効成分 (API)
      • 分解生成物
      • 洗浄剤残留
      • 微生物汚染
      • その他の汚染物質 (潤滑剤、前製品の賦形剤等)
    3. 洗浄方法の確立
      1. 洗浄液の選定
        • 水 (精製水、注射用水)
        • 有機溶媒
        • 洗剤の種類と特性
          • アルカリ性洗剤
          • 酸性洗剤
          • 中性洗剤
          • 酵素系洗剤
        • 洗浄剤の選択基準
          • 洗浄対象物質との相性
          • 装置材質との適合性
          • 残留リスク
          • 環境への影響
      2. 洗浄方法の選択とその特徴
        • CIP (定置洗浄/Cleaning In Place)
          • 自動化された洗浄システム
          • 再現性の高さ
          • バリデーションの容易性
          • 適用可能な設備の条件
          • CIPシステムの設計と運用
        • マニュアル洗浄
          • 手作業による洗浄
          • オペレーターの技能への依存性
          • バリデーションにおける課題
          • トレーニングと資格認定の重要性
        • COP (定置外洗浄/Cleaning Out of Place)
          • 分解可能な部品の洗浄
          • 専用洗浄槽の使用
          • 洗浄効率と作業性
    4. サンプリング方法
      1. スワブ法 (第1選択)
        • スワブ法の原理と実施方法
        • スワブ材質の選定 (綿、ポリエステル等)
        • サンプリング部位の選定
          • ワーストケース部位
          • 製品接触面の代表性
        • スワブ法の回収率検証
        • スワブ法の利点と限界
      2. リンス法
        • リンス法の原理と実施方法
        • リンス液の種類と量
        • リンス法が望ましくない理由
          • 希釈効果による検出感度の低下
          • 接触表面の限定性
          • 洗浄困難部分へのアクセス不良
          • FDAがリンス法のみを認めない理由
        • リンス法を採用する場合の要件 (GMP事例集2022年版)
          • リンス法が妥当であることを検証する必要がある
          • 科学的根拠に基づく正当化が必須
        • リンス法とスワブ法の併用戦略
      3. サンプリング戦略の最適化
        • 直接接触面と非接触面
        • サンプリング数の決定
        • サンプリングのタイミング
    5. 測定方法
      1. 分析手法の選択
        • HPLC (高速液体クロマトグラフィー)
        • UV/Vis分光光度法
        • TOC (有機体炭素測定法)
          • TOC法の原理
          • TOC法の利点 (非特異的測定)
          • TOC法の限界と補完的使用
        • その他の分析法
          • GC
          • LC-MS等
      2. 分析法バリデーション
        • 特異性、直線性、範囲
        • 正確性、精度
        • 定量限界 (LOQ) と検出限界 (LOD)
        • 頑健性
        • 分析法バリデーションのドキュメント化
    6. ホールドタイム
      • 洗浄バリデーションでは、主に以下のホールドタイムを設定し、ワーストケースでの検証が必要です:
        1. DHT (ダーティホールドタイム / Dirty Hold Time)
          • DHTの定義:製造終了から洗浄開始までの最大許容時間
          • DHTの設定根拠
            • 残留物の固化・付着性増加
            • 微生物増殖リスク
          • DHTワーストケースの検証
          • DHTのモニタリングと管理
        2. CHT (クリーンホールドタイム / Clean Hold Time)
          • CHTの定義:洗浄完了から次回使用までの最大許容時間
          • CHTの設定根拠
            • 微生物汚染リスク
            • 環境からの汚染
          • CHTワーストケースの検証
          • CHTのモニタリングと管理
        3. その他のホールドタイム (必要に応じて)
          • Silo Dirty Hold Time: 原料保管サイロにおける未洗浄状態の保持時間
          • SHT (Silo Hold Time) : 原料保管サイロにおける洗浄後の保持時間
          • 複雑な製造施設や原料保管設備を有する場合、これらのホールドタイムも検討が必要
      • 残留許容限度値の設定
        1. 残留許容限度値設定の考え方
          • 患者の安全性を最優先
          • 科学的根拠に基づく設定
          • 保守的 (conservative) なアプローチ
        2. 従来の設定方法
          • 0.1%法
            • 次製品の最小バッチサイズに対する前製品の0.1%以下
            • 計算例と適用限界
          • 10ppm法
            • 次製品中の残留物濃度が10ppm以下
            • 計算例と適用場面
          • 目視100μg法 (目視限界)
            • 目視で残留が確認できないレベル (約100μg/25cm2)
            • 目視検査の限界と補完的使用
        3. 毒性学的アプローチ (2026年の主流)
          • ADI法 (Acceptable Daily Intake:許容一日摂取量)
            • ADIの設定根拠
            • 計算方法と実例
          • ADE法 (Acceptable Daily Exposure:許容一日暴露量) /PDE法
            • ADEの設定根拠 (ICH Q3C、Q3Dとの関連)
            • 計算方法と実例
          • MACO (Maximum Allowable Carry Over:最大許容残留量) の設定
            • MACOの計算式
            • MACO計算の実践例 (詳細な計算プロセス)
            • 次製品の最小バッチサイズとの関係
            • 装置の表面積との関係
        4. Health Based Exposure Limits (HBEL:健康に基づく暴露限界)
          • HBELの概念とPIC/Sガイドライン (PI 046 – 1)
          • HBELの設定方法
            • 毒性データの収集と評価
            • 不確実性係数の設定
            • 暴露経路の考慮
          • HBELに基づくMACOの計算
          • 溶媒のMACOの設定 (ICH Q3C準拠)
        5. 検出限界以下という考え方の是非
          • 検出限界以下では不十分な理由
          • 科学的に正当化された限度値の重要性

第3部:洗浄バリデーションの実施とライフサイクル管理

  1. 洗浄バリデーションの実施
    1. バリデーションプロセスの全体像
      • ライフサイクルアプローチの概念
      • Stage 1:プロセス設計
      • Stage 2:プロセス適格性評価
      • Stage 3:継続的プロセス確認
    2. 洗浄バリデーション計画書の作成
      • 計画書の必須項目
        • 目的と範囲
        • 責任者と組織
        • 対象設備と製品
        • 洗浄方法
        • サンプリング計画
        • 分析方法
        • 残留許容限度値
        • 成功基準
        • 逸脱時の対応
      • 計画書承認プロセス
    3. 適格性評価 (Qualification) との関係
      1. 適格性評価の概念
        • PIC/S GMP Annex 15における適格性評価の位置づけ
        • 構造設備における適格性評価とプロセスバリデーションの関係
      2. 設備の適格性評価ステージ
        • URS (User Requirements Specification:要求仕様書)
          • 洗浄性を考慮した設備設計
          • 洗浄困難箇所の最小化
        • DQ (Design Qualification:設計時適格性評価)
          • 設計図面の確認
          • 洗浄性の設計段階での確保
        • IQ (Installation Qualification:設備据付時適格性評価)
          • 設備据付の適切性確認
          • 文書類の確認
        • OQ (Operational Qualification:運転時適格性評価)
          • 洗浄システムの機能確認
          • 洗浄条件の再現性確認
        • PQ (Performance Qualification:稼働性能適格性評価)
          • 実際の製品を用いた洗浄バリデーション
          • 連続3ロット成功基準
    4. 専用ラインの種類とバリデーション
      • 専用ライン、マルチプロダクトライン、キャンペーン生産
      • 各生産形態における洗浄バリデーション戦略
    5. 洗浄バリデーションの実施回数
      • 連続3ロット (バッチ) 成功の原則
      • リスクベースアプローチによる実施回数の調整
      • 統計的考察と科学的正当化
    6. 洗浄バリデーション報告書の作成
      • 報告書の必須項目
        • 実施概要
        • 試験結果とデータ
        • 逸脱とその対応
        • 結論と承認
      • 報告書の品質確保とレビュープロセス
    7. 洗浄作業手順書 (SOP) の確立
      1. CIP (Cleaning In Place/定置洗浄) の場合
        • SOPの記載事項例
          • 洗浄剤の種類と濃度
          • 洗浄温度と時間
          • 流速と流量
          • すすぎ条件
          • 乾燥条件
        • CIPの日常管理
          • 洗浄記録の確認
          • 定期的なバリデーション状態の確認
      2. COP (Cleaning Out of Place/定置外洗浄) の場合
        • SOPの記載事項例
          • 分解手順
          • 洗浄槽の条件
          • 組立手順
        • オペレータートレーニング
    8. 洗浄バリデーションの維持 (Ongoing Validation)
      • 定期的な再バリデーション
      • 変更管理と再バリデーションの必要性判断
      • トレンド分析と是正措置・予防措置 (CAPA)
  2. ライフサイクルアプローチと洗浄バリデーション
    1. FDAガイダンス文書
      • “Process Validation: General Principles and Practices” (2011)
      • ライフサイクルアプローチの3つのステージ
    2. 洗浄プロセスにおけるライフサイクル
      • Stage 1:洗浄プロセス設計
        • 科学的根拠に基づく洗浄方法の設計
        • リスクアセスメント
      • Stage 2:洗浄プロセス適格性評価
        • 設計した洗浄方法の検証
        • 初回バリデーション
      • Stage 3:継続的な洗浄プロセス確認
        • 日常的なモニタリング
        • 定期的なレビューと改善
    3. 継続的改善 (Continuous Improvement)
      • データトレンド分析
      • プロセス能力指数 (Cpk) の活用
      • 予防的アプローチ
  3. Health Based Exposure Limits (HBEL) の詳細
    1. HBELの設定に関するPIC/Sガイドライン
      • PI 046 – 1の要求事項詳細
        • 2.序文 (背景)
        • 適用範囲と目的
        • 毒性学的評価の方法論
    2. HBELの設定に関するPIC/S Q&A
      • PI 053 – 1 (医薬品製造におけるリスクに基づく交叉汚染防止の実施に関する質疑応答)
        • 4.質疑応答の重要ポイント
    3. 日本におけるHBEL対応
      • GMP省令および施行通知
      • バリデーション指針
      • GMP施行通知における交叉汚染防止の要求事項
    4. HBELの実践的設定方法
      • 毒性データの入手方法
      • 不確実性係数 (UF) の適用
      • 動物実験データからヒトへの外挿
      • 計算例とケーススタディ

第4部:生成AIを活用した洗浄バリデーション業務の革新

  1. 生成AI (ChatGPT/Claude/Gemini) の洗浄バリデーション業務への実践的応用
    1. 生成AIの基礎知識と医薬品規制業務での位置づけ
      1. 主要な生成AIツールの特徴
        • ChatGPT (OpenAI)
          • 汎用性の高さと大規模言語モデル
          • GPT – 4以降の高度な推論能力
          • プラグインとの連携
        • Claude (Anthropic)
          • 長文処理能力 (100,000トークン以上)
          • 規制文書の詳細分析に最適
          • 正確性と安全性への配慮
        • Gemini (Google)
          • Google検索との統合
          • 最新情報へのアクセス
          • マルチモーダル機能
      2. 医薬品規制業務におけるAI活用の現状 (2026年)
        • 業界でのAI活用事例の急増
        • 規制当局のAIに対する見解
        • AI活用における責任の所在
    2. 洗浄バリデーション文書作成へのAI活用
      1. 洗浄バリデーション計画書のAI支援作成
      2. 洗浄バリデーション報告書のAI支援作成
      3. SOP (標準作業手順書) の改訂支援
    3. 規制要件調査・分析へのAI活用
      1. 最新規制情報の効率的収集
        • FDA Guidanceの要約
          • 最新のWarning Letterの分析
          • 主要な指摘事項の抽出
          • 自社への影響評価
        • PIC/S GMPの変更点追跡
          • Annex 15の改訂ポイント
          • 各国での実装状況
          • ギャップ分析
      2. 規制間の差異分析
        • FDA vs EMA vs PMDA
        • 比較表の自動生成
        • グローバル対応戦略の立案支援
      3. 過去の査察指摘事項の分析
        • Warning LetterのAI分析
          • 洗浄関連指摘の頻出パターン
          • 根本原因の分類
          • 予防措置の提案
        • Form 483の傾向分析
          • 年度別・地域別の指摘傾向
          • 自社リスクエリアの特定
    4. 技術的判断の支援
      1. 複雑な計算の検証
        • MACO計算の検証
          • 計算式の正確性確認
          • 単位変換の確認
          • 計算ロジックの説明生成
        • 統計解析の支援
          • サンプリング数の妥当性評価
          • データの統計的有意性検証
      2. ワーストケース選定の論理検証
        • 複数要因の比較分析
        • 論理的矛盾のチェック
        • 科学的正当化の文章作成
      3. リスクアセスメントの効率化
        • ICH Q9に基づくリスク評価マトリクスの作成
        • リスク低減策の提案
        • リスクレビュー文書の作成
    5. 教育・トレーニングへのAI活用
      1. 社内Q&Aデータベースの構築
        • 頻出質問への標準回答作成
        • 技術情報の体系的整理
        • 検索性の向上
      2. パーソナライズド学習プログラム
        • 新入社員向け基礎教材の自動生成
        • 理解度に応じた学習コンテンツの調整
        • 実践的なケーススタディの作成
      3. 社内ベストプラクティスの共有
        • 成功事例の分析と標準化
        • 暗黙知の形式知化
        • ナレッジベースの構築
    6. AI活用の実務上の注意点と限界
      1. AIは支援ツールであり、最終判断は人間が行う
        • 専門家レビューの必須性
          • AI生成内容の科学的妥当性確認
          • 規制要求との整合性確認
          • 会社方針との整合性確認
        • 品質保証部門の役割
          • AI活用プロセスの監督
          • 最終文書の承認
          • 継続的な品質改善
      2. 機密情報の取り扱い
        • 社内情報のAI利用におけるセキュリティ
          • クラウド型AIサービスのリスク
          • オンプレミス型AIソリューションの検討
          • 機密情報のマスキング処理
        • セキュリティガイドラインの策定
          • 使用可能なAIツールの定義
          • データ入力の制限事項
          • ログ管理と監査
      3. 規制当局への説明責任
        • AI活用プロセスの文書化
          • SOPへのAI活用手順の記載
          • AI使用記録の保管
          • トレーサビリティの確保
        • 査察対応
          • AIの役割と限界の説明
          • 人間による品質確認プロセスの説明
          • 最終責任は人間にあることの明示
      4. AIの限界と誤情報リスク
        • ハルシネーション (幻覚) への対応
          • AI生成情報の必須検証
          • 複数情報源との照合
          • 疑わしい内容の専門家確認
        • 規制情報の最新性
          • AI学習データの時点確認
          • 公式情報源での再確認
          • 定期的な情報更新
    7. AI活用による業務改善の期待効果
      1. ドラフト作成時間の短縮
        • 文書初稿作成の効率化
        • 規制調査の迅速化
        • テンプレート作成の効率化
        • 社内教育資料準備の効率化
        • 重要な注意点:
          • AI生成文書の品質確認・検証に要する時間が別途必要
          • 規制適合性の最終確認は専門家による精査が必須
          • 総合的な効率化の程度は、組織の成熟度や対象業務により大きく異なる
          • 医薬品規制業務では、AI活用に伴う新たな検証プロセスが加わることも考慮が必要
        • 品質向上への寄与
          • 文書の一貫性向上
          • 参照規格の網羅性向上
          • ヒューマンエラーの削減可能性
          • 規制変更への迅速な対応
        • 間接的なコスト削減の可能性
          • 文書作成プロセスの効率化
          • 社内トレーニングの最適化
          • ナレッジマネジメントの改善
  2. 質疑応答
    • 講義内容に関するご質問
    • 個別事例に関するご相談
    • AI活用の具体的な進め方に関するアドバイス

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