炭素循環社会の構築に向けて、排ガスや大気などの混合ガス中のCO2の回収・資源化技術の開発は喫緊の課題です。化学工業においては、混合ガス中のCO2を吸収材により分離した後、吸着材の再生により回収したCO2を化学反応により有用物質へ変換するプロセスが一般的です。しかしながら、吸着材の再生工程に多大なエネルギーの投入が必要である、反応装置が複数必要であるなどの大きな課題が残されています。
これらの課題を解決するアプローチとして、近年、化学吸着により分離したCO2を直接資源化する新しい触媒プロセス (CO2回収・直接資源化) が注目を集めています。吸着材を再生しながら同時に資源化できる、反応プロセスを簡略化できるなど、多くの利点が期待されています。
本セミナーでは、CO2回収・直接資源化とこれを実現するための機能複合触媒材料の設計開発および反応システムを含めた低濃度CO2回収・資源化技術の最新動向と今後の展望について解説します。
- 低濃度CO2回収・分離・資源化技術
- 化学吸収法によるCO2回収・分離
- 物理吸着法によるCO2回収・分離
- CO2回収・直接水素化による資源化
- 低濃度CO2回収・分離・資源化技術の最新動向
- CO2回収・直接水素化を実現する触媒設計
- 触媒とグリーンケミストリーにおける役割
- 均一系および不均一系触媒
- 触媒サイクル
- CO2吸着能と水素化能を併せもつ複合機能触媒材料
- CO2回収・直接水素化によるCH4合成
- Ru系触媒によるCO2回収・水素化によるCH4合成
- Ni系触媒によるCO2回収・水素化によるCH4合成
- CO2回収・水素化によるCH4合成の最新研究
- CO2回収・直接水素化によるCO合成
- Fe系触媒によるCO2回収・水素化によるCO合成
- Pt系触媒によるCO2回収・水素化によるCO合成
- CO2回収・水素化によるCO合成の最新研究
- 他のCO2回収・水素化の研究例
- まとめと今後の展望
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- 視聴期間は2026年3月26日〜4月9日を予定しております。
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