ポリマーブラシの調整と応用事例

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本セミナーでは、ポリマーブラシについて取り上げ、基材表面へのぬれ性の制御、低摩擦性の付与等、実用化へ向けた具体的な作り方と表面特性を詳解いたします。

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プログラム

第1部 液晶高分子ブラシの作製と光応答機能

(2026年2月13日 12:30〜14:15)

 高密度高分子ブラシは表面開始リビング重合で作成できる。液晶高分子にこの手法を適用した際の特徴を解説する。さらに最近、表面偏析現象と液晶分子の自己組織化作用を利用して、高密度な高分子ブラシを簡便に作製する手法も開発した。液晶や液晶高分子に触れながら、これらの研究背景と研究展開を紹介する。

  1. 液晶
    1. 液晶とは
    2. 液晶高分子
  2. 液晶の光配向
    1. 表面光配向
    2. 最近の展開と応用
  3. 液晶高分子の表面ブラシの作製
    1. 高分子ブラシ中の配向特性
    2. 光配向特性
    3. 液晶表面配向特性
  4. 液晶の自己組織化を利用した簡便な高分子ブラシの作製
    1. 表面偏析
    2. 自己組織化高分子ブラシの特性
    3. 側方拡散挙動

第2部 精密ラジカル重合によるポリマーブラシ合成と構造 – 物性相関及びタンパク質との相互作用解析

(2026年2月13日 14:30〜16:00)

材料界面の分子設計は、濡れや摩擦といった界面現象の制御や生体材料創製において非常に重要な役割を担う。精密ラジカル重合により得られるポリマーブラシは、膜厚や密度が制御された高分子界面であり、構造 – 物性相関に適する。本講座では、ポリマーブラシの精密合成と構造解析法の基礎について詳細に講義する。これに基づいて、生体材料を中心とする応用に関して解説する。またマテリアルズインフォマティクスを活用した高分子界面のモデル化と機能予測について紹介する。
  1. ポリマーブラシの精密合成
    1. 高分子の表面修飾
      • Grafting to法
      • Grafting from法
    2. ラジカル重合と精密ラジカル重合
      • ATRP重合
      • RAFT重合
    3. 高分子の構造解析
  2. 界面の高分子鎖の構造
    1. グラフト密度と高分子の構造
    2. スケーリング則
  3. ポリマーブラシの構造・物性解析法
    1. 材料界面の構造解析法 (XPSによる表面元素分析など)
    2. 接触角と表面自由エネルギー
  4. ポリマーブラシを利用した生体材料創製
    1. QCM – Dによる分子間相互作用計測
    2. タンパク質吸着の制御
    3. 抗菌材料の解析
  5. ポリマーブラシをモデル界面とする機械学習予測
    1. マテリアルズインフォマティクスの基礎
    2. ポリマーブラシの表面物性、タンパク質吸着量の予測モデル

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