Excelによる蒸留の基礎と蒸留技術計算への応用

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本セミナーでは、蒸留の基礎から解説し、物性推算・気液平衡・理論段数・塔設計まで、蒸留技術の核心を実際に手を動かして習得いただけます。
Excelの強力な機能やVBAの使いこなし、さらにAI・深層学習の最新応用まで、現場で役立つ実践的な計算スキルを体系的に身につけていただけます。

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プログラム

講師は企業に入社以来、一貫して、蒸留の中核技術 (物性推算、物性測定、トレイの開発) の実務・研究開発に従事してきました。世界で初のウィルソン式による気液平衡データ集をDECHEMAに先駆けて発行、MIT教授が絶賛しました。  さらに、高効率・低圧損のアングル・トレイを考案し、世界の蒸留研究機関FRIにてその性能を実証し、11社から受注、順調に稼働中です。実務経験をもとに上梓した「物性推算法」は、現在、我が国の数少ない専門書として、化学工学技術者に広く愛用されています。本書には類書 (“Properties of Gases and Liquids”) にはないウィルソン式の利用法・その他が詳細に記述されていて、実務経験が生かされています。  以上の実務経験から、蒸留技術の要点をわかりやすく、効率的な計算法を解説します。特に、Excelにつき、使うと使わないでは雲泥の差を生む機能につき、その活用法を公開します。マニュアルでは実行不可能な操作を、直接指導します。過去の本セミナーの実績により実証されています。AIは今後、必須のアイテムですが、ソフトの進化により、利用が可能になりました。最新のChatGPTの利用法も解説します。

  1. 蒸留技術計算に効率的で、即利用可能なExcelの機能
    1. Excelツールの活用:方程式の解,非線形最適化ツール
    2. Excel関数の活用:連立方程式の解,最小自乗法
    3. Excelマクロの効率的な活用方法
      1. VBAの効率的な作成・活用方法
      2. マクロをVBAにより統合し、作成・利用効率を10倍以上あげる
  2. Excelを用いた物性推算
    1. 蒸発潜熱計算式の定数決定法
    2. 比熱 (熱容量) 計算式定数の決定法
    3. 蒸気圧計算式の定数決定法
    4. アントワン式計算プログラムのVBAマクロによる作成法
    5. 沸点データのみから蒸気圧の最新の推算方法
  3. Excelを用いた気液平衡計算
    1. 理想溶液
      • ラウールの法則
      • 相対揮発度による簡易計算法
      • 沸点計算法 (超便利なマクロの作成)
    2. 非理想溶液 (気液平衡は千変万化・活量係数の挙動)
      • ウィルソン式による計算 (なぜ、ウィルソン式なのか)
      • 完全不溶解系の気液平衡計算
      • 塩効果とは・塩効果の計算 (大江モデル)
  4. Excelを用いた理論段数の計算法:マッケーブ・シール法の詳細
    1. 精留の原理・還流の必要性
    2. 階段作図による埋論段数の計算法
      • 濃縮部の操作線の式 ・最小還流比の計算法
      • 最適還流比とは
      • 理論段数の作図法の詳細
      • 原料の熱的状態q
    3. 多成分系の理論段数の計算法 (側流付き) 抽出蒸留への応用
    4. 単蒸留の留出量
      • 留出組成
      • 収率の計算法
  5. Excelを用いた蒸留塔の設計
    1. 棚段塔の設計法
      • フラッディング計算法
      • 効率推算法
    2. 充填塔の設計法
      • フラッディング計算
      • HETP推算法
  6. 人工知能AI・深層学習の化学工学への応用
    1. 人工知能 (AI) の理論
    2. 深層学習とバックプロパゲーション法
      • 活性化関数 ・シグモイド関数の特長
      • 連鎖微分の活用による重みの修正
    3. 深層学習による物性推算の実例
    4. ChatGPTは化学工学計算に使えるか
      • ChatGPTで出来ること・できないこと
      • 技術論文の要約作成など
  7. 質疑応答

受講料

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