本セミナーでは、研究開発費を単なるコストではなく“投資”として捉え、その成果を最大化するための利益管理・コストマネジメントの基本と実践を解説いたします。
P/L (損益計算書) の構造と変動費・固定費の分類、試験研究におけるコスト構造の分析、CVP分析・原価企画による戦略的意思決定、研究開発プロジェクトの評価 (投資評価) と予算の管理 (KPI管理) や配分について実例を交えて解説いたします。
日時
- 2026年2月2日 10時30分〜 2026年2月2日 16時30分
開催予定
プログラム
製品のライフサイクルが短期化し、グローバル競争が激化する現代において、研究開発活動は単なる技術投資ではなく、「企業価値創造の源泉」として、より厳密な利益管理とコスト効率が求められています。
本セミナーでは、研究開発は「未来への投資」であり、これを最大化するための管理手法を習得します。
会計の知識に不安がある初学者の方から、プロジェクトの意思決定を担う管理職層、そして日々の技術活動の中でコスト意識を高めたい技術者の方々まで、すべての関係者が実践的に役立つ内容です。
- 利益管理の全体像と研究開発費の特殊性
- 研究開発費は、競争優位性を生む源泉であるという認識を共有します。
また、研究開発の支出は、すぐに売上に結びつかない「未来への投資」であることから、会計上の処理や管理手法が一般の製造・販売活動と異なるといった特殊性について解説します。 - 研究開発における利益管理の重要性
- 研究開発の特殊性 (長期的視点・不確実性・意思決定手法)
- 研究開発費は、競争優位性を生む源泉であるという認識を共有します。
- 損益計算書のメカニズムと費用分類の基本
- P/L (損益計算書) の基礎
- 売上高から当期純利益に至る基本的な構造を解説し、P/Lでは利益管理ができないことを説明します。
- 変動費・固定費の分類
- 利益管理には変動費・固定費の分類が重要であることを説明します。
変動費 (例:試作用材料費など) と固定費 (例:研究員の人件費、研究棟の減価償却費など) を、研究開発活動に関連づけた具体例で分類し、理解を深めます。
- 利益管理には変動費・固定費の分類が重要であることを説明します。
- 限界利益概念
- 「CVP分析」や「原価企画」といった実践的な内容を理解するための土台となります。
特に研究開発の具体例を用いることで、参加者自身が「自分の活動のコストは変動費か、固定費か」を意識できるよう促します。
- 「CVP分析」や「原価企画」といった実践的な内容を理解するための土台となります。
- P/L (損益計算書) の基礎
- コストマネジメントの実践
- 技術者が「自分の意思決定が最終的な製品の利益にどう影響するか」を具体的にイメージできるように促します。
- 試験研究特有のコスト構造分析
- 研究・製造設備のコスト構造の理解
- 研究開発部門の大きな比重を占めるコストである減価償却費について理解を深めます。
- 設備の稼働率向上が重要であることを説明します。
- 製造原価 (材料費、労務費、経費) と目標原価設定の考え方
- 製品化フェーズを見据え、技術者のコスト意識の醸成を促します。
- 製造コストの構成要素を知る
- 設計変更が原価にどう影響するか (材料の変更・部品点数の変更・製造プロセスの変更)
- 製品化フェーズを見据え、技術者のコスト意識の醸成を促します。
- CVP分析と原価企画
- 変動費・固定費の知識をもとに、「どのくらいで採算がとれるのか」、「どれくらいの価格を目指すべきか」といった戦略的な意思決定を行うためのツールを習得します。
- CVP分析の基礎と活用
- CVP分析とは何か
- 損益分岐点の計算
- 損益分岐点を活用したシミュレーション
- 安全余裕率の活用
- 原価企画 (ターゲット・コスティング) の活用
- 従来の原価計算の限界
- 原価企画 (ターゲット・コスティング) の基本
- 技術者と原価企画
- 管理者層向けにこれまで利益管理・コストマネジメントの知識を土台として、複数の研究テーマやプロジェクトの中から企業価値を最大化する戦略的な選択を行うための評価指標について解説します。
- 研究開発プロジェクトの評価
- 研究開発プロジェクトの評価の必要性
- 投資評価の方法 (ROI・NPV)
- 評価指標とKPI (例:NPV, ROI)
- 研究開発のKPI管理
- 戦略的意思決定のためのアプローチ
- 単なる事務的なKPI管理ではなく、研究開発を戦略的な「投資ポートフォリオ」として管理し、その成果を利益に直結させるための高度な管理会計の応用実践について考えます。
- サンクコストの罠
- 研究開発予算の配分
- 予算実績管理方法
- 単なる事務的なKPI管理ではなく、研究開発を戦略的な「投資ポートフォリオ」として管理し、その成果を利益に直結させるための高度な管理会計の応用実践について考えます。
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
- 複数名: 25,000円(税別) / 27,500円(税込)
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。 - 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
ライブ配信セミナーをご希望の場合
- 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合
- 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
- お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
- 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
- 視聴期間は2026年2月17日〜3月2日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。 - セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。