2012年夏のロンドンオリンピック後、動画のインターネット配信ビジネスは、ライブ、ビデオオンデマンド共に米英に定着した感がある。
また、その中で着実にスマート革命(ポストPCコンピューティング) 時代が来ており、複数スクリーン視聴が定着すると共に、スマートデバイス群による動画を含めたサービスと顧客の囲い込みが進み始めている。
スマート機器による顧客囲い込みの背景には、スマート機器を対象とした広告売り上げが想定されたほど伸びないと言う予測がある。
また、ネット独自番組制作などの動きも本格化し始めている。
本講演では、米国のインターネット配信ビジネスのトレンドについて述べると共に日本の現状にも言及する。
- 米国配信ビジネス(映像、音楽、電子書籍など) の最新動向
- スマート機器によるサービスと顧客囲い込みトレンド
- 顧客囲い込みで先行する電子書籍
- アップルテレビのアプローチ
- マイクロソフトとゲーム機のアプローチ
- グーグルのアプローチ
- アマゾンはロクを買うのか?
- 予想される楽天の戦略
- 広告売り上げの不調が促進する囲い込み
- 独自制作に舵を切るNetflixなどのトレンド
- Netflix
- アマゾン
- グーグルとユーチューブなど
- ロケフリと引き換えにDVDの販売強化
- ハリウッドの動向
- グーグルと手を組んだフォックスグループの動向
- クラウド録画とアップルテレビの予想
- グーグルファイバーの今後について
- 国内の動向
- 改正著作権法が促進するネット配信
- 独自コンテンツ制作、調達の動き
- セカンドスクリーン戦略強化などキー局の動向
- 伸びるかHulu
- 通信キャリアの動画配信とスマート機器戦略
- ロンドンオリンピックの影響など
- 質疑応答/名刺交換