本セミナーでは、画質評価の基礎から解説し、各種画質劣化現象と要因、解像度の測定、感度の測定について詳解いたします。
主として客観評価を取り上げ、画質を総合的に把握するための評価項目を概観する。内容の多くは、製品形態を問わず撮像装置に共通のもので、ムービーカメラやカメラモジュールも含めた各種撮像装置の設計や評価に携る若手技術者にとって好適な入門セミナーとなろう。 解像度についてはISO12333規格に規定された目視測定法を、判定ソフトウェアで容易に再現性高く行う測定方法について解説する。開発・製造現場ですぐ利用できる、実用性の高い解像度測定方法である。 撮影感度については、ISO12232規格とCIPA規格の相互関係に触れながら、感度測定方法について解説する。