材料が溶媒に溶解・分散しない、異種材料が接着しない、といった材料の親和性に関わる問題は、多くの材料技術者が一度は悩む課題である。他方、親和性に関する定性的な情報は論文・特許では抜け落ちていることが多く、社内でもその判断は個人のノウハウによるところが大きい。
本講座は、そのような材料同士の親和性を定量的に評価し、最適化するための数値的な“物差し”であるHansen溶解度パラメータ (HSP) について解説し、その有効な活用方法を紹介する。「like dissolves like – 似たもの同士は良く溶け合う」の理念の元、考案された溶解度パラメータの基礎理論と測定テクニック、機械学習等による推算を体系的に学んだ後、最新の研究によるケーススタディと特許活用の勘所を押さえ、親和性評価ソフトSoluVisionを用いた実演を行う。経験と勘に頼りがちな溶媒選定や界面制御、複合材料等の設計を、数値指標に基づき加速させるワークフローを提示し、受講後すぐに自社テーマへ応用できる実践力を養う。
- 溶解度パラメータの基礎
- Hildebrand溶解度パラメータ (SP値) とは?
- 正則溶液理論と混合の熱力学
- Hansen溶解度パラメータ (HSP値) への拡張
- 「分散・極性・水素結合」相互作用の物理的意味
- 相互作用半径R0と親和性判断
- 混合溶媒への応用
- ポリマーへの拡張 : Flory-Hugginsのχパラメータ
- 溶解度パラメータと表面自由エネルギー・接触角の関係
- 二重溶解球 (Dual Sphere) の考え方
- 溶解度パラメータの適用範囲
- 溶解度パラメータを求める : 実験と推算テクニック
- 実測手法
- 溶解球法
- 接触角法
- 逆ガスクロマトグラフィー
- 吸光度/濁度法
- 推算手法
- グループ寄与法
- 計算科学 (MD, COSMO法)
- 機械学習
- 溶解度パラメータの活用 : 最新研究事例
- グリーン溶媒・代替溶媒探索
- 難溶性ポリマーの最適溶媒設計 (混合溶媒探索)
- インク設計 : フィラー/顔料分散
- 界面制御
- 各業界への応用
- リサイクル/選択溶解への活用
- 特許事例解析
- 親和性評価ソフト「SoluVision」を使った実演
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