本講義は機械加工に関する基礎的知識の理解を目的として講義内容を構成している。初めに工作機械・切削工具・被加工材料の3要素の係わりを述べる。次に切削機構、工具損傷の要因となる工具切れ刃近傍のTribology (摩擦・摩耗・潤滑) の基本的関係をわかりやすく解説する。
被加工材である材料の特性を説明し、切削加工条件との関連を解説する。特に加工精度を左右する因子である工具すくい面上の材料流動変化と材料内部で発生する切りくず生成時の力学的塑性変化を二次元的にわかりやすく解説する。これに関係する事項として切りくず形状の特徴を述べ、生産コストと密接する切りくずの処理について解説する。
特に実用的視点から金型加工で用いられているエンドミル工具の加工特性を述べ、高精度加工に寄与する加工条件とはどの様な事なのかわかりやすく解説する。
- 旋削加工の基礎知識
- 切削工具と被削材
- 旋削加工
- 旋盤加工
- 切りくず生成機構の二次元的解析
- 仕上げ面あらさと工具摩耗
- 工具寿命の支配的因子
- 切りくず形状と7処理性
- 加工事例
- 被削材回転型加工
- Ti系合金材料の特徴
- 熱函金型材料 (SKD615Cr系) の切削加工
- ミーリング加工
- エンドミル加工における幾何学的挙動
- Ti系合金のドリル加工
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