日産情報システム部門では、日産経営改革にリンクして、2005年からのBESTプログラム及び2008年からのChangeプログラムに取り組み、“Effectiveness”(有効性) ・“Efficiency”(効率性) の両面において、ワールドクラスレベルに到達することができました。 2011年より、日産自動車は、新中期経営計画「日産パワー88」を発表し、この計画に沿ってブランドパワーとセールスパワーを向上させ、2016年度末までにグローバル市場占有率を8%に伸ばすと同時に売上高営業利益率を8%に引き上げていきます。この「日産パワー88」の実現を支えるために、日産情報システム部門は、IS/IT戦略を策定し活動を開始しております。VITESSEはフランス語で「速さ」を意味し、“Value Innovation“・“Technology Simplification“・“Service Excellence“の3つを戦略の柱として、更なるビジネスへの貢献をスピーディに進めていきます。 本講演では、日産情報システム部門が過去に取り組んできた改善活動の成果と、さらに新たな日産中期経営計画に合わせた具体的な情報システム戦略について、現在予定しているシステム開発日程などに触れながら説明します。