CO2分離回収技術とプロセス・コスト試算

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本セミナーでは、CO2分離回収プロセスについて基礎から解説し、吸収液法、吸着剤法、膜分離法など各技術、プロセス評価及びコスト概算の方法について解説いたします。。

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我が国ではCO2をはじめとした温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロとする目標が定められている。この目標を達成するために、発電所や製鉄所、工場などのCO2大規模発生源からCO2を回収し、貯留するCO2 Capture and Storage (CCS) 技術に加え、CO2の有効利用技術 (CCU) 、大気からCO2を直接回収するDirect Air Capture (DAC) 技術が必要とされている。経済産業省により作成された「カーボンリサイクル技術ロードマップ」によれば、CO2分離回収コストは現状では4000円/tCO2程度だが、2030年には1000〜2000円/tCO2、2040年以降には1000円/tCO2以下へコストを低減することを目標としている。この目標に向けた技術開発を行うためにはプロセスのコスト試算・経済性評価が必要である。  本講演では、CO2分離回収プロセスの概要、各技術の紹介、プロセス評価及びコスト概算の方法について解説する。特に、入手が容易な熱力学データを用いたエンタルピー、エントロピー、ギブズエネルギーの、Excelを用いた計算を解説・実演し、プロセス計算における所要熱量、圧縮動力、化学平衡計算の計算例を示す。プロセス計算結果から、機器コスト・プラントコストの概算方法を解説する。

  1. はじめに
    1. 背景と最近の動向
    2. CO2排出源とCO2分離技術
      1. 化学吸収法・物理吸収法
      2. 吸着法・固体吸収剤
      3. 膜分離法
      4. 炭酸塩固定化法・その他の方法
    3. DAC技術・CCUS技術
  2. プロセス計算の基礎
    1. プロセスの物質収支
    2. プロセスのエネルギー収支
      1. 機械的エネルギー収支
      2. 熱収支
    3. プロセスシミュレータの基礎
    4. 化学吸収プロセスの計算例
    5. 膜分離プロセスの計算例
  3. プロセス計算とコスト計算
    1. コスト計算の概要
    2. エネルギーコストの計算
    3. 設備コストの計算
    4. 化学吸収プロセスのコスト計算例
    5. 膜分離プロセスのコスト計算例
  4. おわりに

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