医療情報の利活用におけるリスク管理

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プログラム

1 診療情報の安全管理とプライバシー保護

(2012年10月16日 13:00~14:15)

棚瀬法律事務所 代表・弁護士 棚瀬 慎治(たなせ しんじ) 氏

 患者情報は高度のプライバシーに属するとともに、個人情報として保護の対象となる。患者情報が漏洩したり、守秘義務に反して不用意に患者情報を漏らした場合には、法的な損害賠償請求の対象ともなり得る。患者情報管理の注意点とリスク管理について、実例を中心に法的観点から解説する。

2 情報漏えいに対する技術的・運用的対策について

(2012年10月16日 14:20~15:35)

独立行政法人放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター 医療情報室 室長 奥田 保男(おくだ やすお) 氏

 医療情報には機微な情報が多く含まれるが、医療情報システムを構築・利用する立場としては、その利便性とセキュリティ対策とがトレードオフの関係になることが多々あり、その取扱いには注意が必要である。

3 医療情報の利活用と公認医療情報システム監査人の役割

(2012年10月16日 15:45~17:00)

一般財団法人医療情報システム開発センター 医療情報安全管理推進部 部長 一般社団法人医療情報安全管理監査人協会 専務理事 相澤 直行(あいざわ なおゆき) 氏

 昨今、医療情報の利活用が注目されています。医療情報の利活用には、PPDMのように膨大な医療データを分析し医学・医療の向上を目的とする場合と、地域医療連携のように患者情報の共有により、適切かつ効率的な医療の提供を目的とする場合の2つの側面があります。前者の場合は適切な匿名化、後者の場合は安全管理が求められます。  本講では、医療情報に求められる匿名化、及び医療情報の安全管理のための諸制度について解説します。

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
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