M2M 国際標準化とサービス新展開

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

日時

開催予定

プログラム

1 M2Mに関する標準化動向及び総務省における取組

(2012年10月15日 13:00~14:15)

総務省 情報通信国際戦略局 通信規格課 課長補佐 井出 真司(いで しんじ) 氏

 ネットワークに繋がれた機械同士が人間を介在せずに相互に情報交換するM2M(Machine to Machine) やIoT(Internet of Things) と呼ばれるサービスの利用が様々な分野で進んでいる。既に、自販機の在庫管理、バスの運行管理、重機の稼働管理、工場での温湿度管理などの利用が進んでいるほか、情報通信関連企業のみならず、新たなサービスを提供しようとする様々な企業が、センサー、家電、ロボット、車などをネットワークに接続して多種多様なシステムを構築する取組を始めている。  他方、国際的には、欧州を中心に関連技術の標準化活動が進展しているほか、世界各地域の民間標準化団体の参加によりM2Mの標準化を行う組織として「oneM2M」が2012年7月に設立されたところである。国際電気通信連合(ITU) では2011年春以降、IoTやM2Mについて集中的に研究する組織が設置されており、標準化活動が本格化しつつある。  このような状況を踏まえ、本講演では、今後世界的に発展が見込まれるM2Mについて、その概要、国内外における動向及び総務省における取組等を中心に紹介する。

2 oneM2Mの設立と最新動向

(2012年10月15日 14:20~15:35)

一般社団法人情報通信技術委員会 業際イノベーション本部 本部長 博士(工学) 山中 幸雄(やまなか ゆきお) 氏

 近年、自販機、エレベータ、建設機械等の遠隔管理を始めとする、人を介さない(あってもわずかな) 機械同士の通信(Machine to Machine:M2M) サービスが急速に普及しています。今後、交通(自動車) 、環境・エネルギー、防災、医療、農業、建築等、様々な分野での更なる展開が期待されています。このM2Mサービスのグローバルな展開を促進し、業種の垣根を越えた新たなビジネスを効率的に創造するためには、共通なM2Mサービスレイヤーの標準化が必要です。これを実現するため、2012年7月24日に全世界の主要ICT標準化機関によってoneM2M連携プロジェクトが設立されました。  本講演では、設立の背景、活動の概要、今後の動向についてご説明致します。

3 M2Mが創り出す新ビジネス

(2012年10月15日 15:45~17:00)

デロイトトーマツコンサルティング(株) パートナー (新世代M2Mコンソーシアム 理事) 八子 知礼(やこ とものり) 氏

 機器間で自動的に通信し、様々なデータを蓄積活用する事で、これまでにない新たなビジネスの可能性が生まれている。  本講演ではM2Mビジネスの可能性、成功要因と課題について言及する。

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
SSK セミナールームの地図

受講料