無線LANビジネスの現状と今後の課題、展望

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プログラム

1 無線LANビジネスの現状、今後の課題と対応

(2012年10月5日 13:00~13:55)

講師:総務省 総合通信基盤局 データ通信課長 齋藤 晴加(さいとうはるか) 氏

 スマートフォン等モバイル端末の普及を背景として、モバイルトラヒックが急増している状況の中、無線LANは、こうした急増するトラヒックを迂回するオフロードの手段として有効であり、また、公衆無線LANについても様々な提供形態が出現するなど、今後、利用機会が一層拡大していくことが見込まれています。このような現状を背景に、総務省では、本年3月から「無線LANビジネス研究会」(座長:東京大学教授 森川博之) を開催し、7月20日に報告書をとりまとめました。  本講演では、上記研究会での検討内容を中心として、無線LANの現状、課題及びそれに対する対応等についてご紹介します。

  1. 無線LANの現状
  2. 課題及び対応
    • 増大する移動通信トラヒック
    • 電波の干渉・輻輳(混雑) の緩和
    • 安心安全な利用の確保等
  3. 無線LANの健全な普及に向けて
  4. 質疑応答/名刺交換

2 NTTBPの無線LAN(Wi-Fi) 事業への取組みと今後の展望

(2012年10月5日 14:00~14:55)

講師:NTTブロードバンドプラットフォーム(株) 企画総務部長 奥田 稔(おくだ みのる) 氏

 スマートフォン、タブレット等の高度なデータ通信端末の爆発的な普及により、もっとも身近なワイヤレスブロードバンド技術である無線LAN(Wi-Fi) に更なる注目が集まっています。  本講演では、活性化する無線LAN市場に対するNTTBP社の取組みについて紹介します。

  1. NTTBP社の取組み
  2. 設備卸事業
  3. Wi-Fiクラウド事業
  4. 端末・アプリ事業
  5. 無線LANの今後の可能性
  6. 質疑応答/名刺交換

3 KDDIのオフロード戦略と今後の展望

(2012年10月5日 15:05~16:00)

講師:KDDI コンシューマ事業本部 コンシューマ事業企画本部 TFオフロード推進室長 大内 良久(おおうち よしひさ) 氏

 スマートフォンシフトに伴い発生する膨大なデータトラフィックの収容が携帯事業者にとって喫緊の課題となっています。従来の3G基地局によるセルスプリットは局密度の限界に達し、KDDIでは既存の3G基地局容量を約1.5倍にする「EV-DO Advanced」を世界に先駆けて導入しました。  また、次世代システムのLTEも後発ながら充実したエリア展開で整備を進めており万全の体制で迎え撃つ。  本講演では、3G、WiMAX、LTEと複数システムを持つKDDIが、無線LANシステムに期待する役割と今後の戦略展開についてどのように考えているのかご紹介します。

  1. スマートフォンのトラフィック
  2. 世界初 EV-DO Advancedの導入
  3. LTEシステム展開
  4. Wi-Fiオフロードとしての役割
  5. 今後のWi-Fi戦略展開と課題
  6. 質疑応答/名刺交換

4 ソフトバンクモバイルのWiFi事業への取組みと今後の展望

(2012年10月5日 16:05~17:00)

講師:ソフトバンクモバイル(株) WiFi・FMC企画統括部 ビジネス・プロダクト企画部 部長 谷口 一成(たにぐち かずなり) 氏

 WiFi通信機能が標準搭載されているスマートフォンやタブレットの利用者数が増加一方を辿っております。ソフトバンクモバイルは、これらのお客様に、より快適にモバイルインターネットをご利用頂くため、WiFiネットワークを拡大しております。現状における当社のWiFi事業への取組状況を紹介します。

  1. ソフトバンクのWiFiサービスへの取組紹介
  2. 公衆APの現状
  3. 公衆APの展開における課題
  4. 個人宅利用APの提供内容
  5. 安心/安全な利用促進への取組
  6. 質疑応答/名刺交換

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
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