昨今の世界情勢からシリコン半導体デバイスの国内生産回帰は大きな流れとなり、その開発・製造技術の基盤である真空を取り扱うことのできる技術者が慢性的に不足している。また、シリコンを中心とした電子デバイスのみならず、ワイドギャップ半導体デバイスおよび LED、CMOSセンサ、太陽電池などのフォトニクスデバイス、MTJ センサを使用した MRAM 製造などのスピントロニクスデバイスも急速に開発・製造が進んでいる。ここでも真空技術者が必要で期待が大きい。
今回の講習会は、これらの電子デバイスの開発・製造現場に従事する真空技術者を育てるための入門講座である。開発・製造現場で使用されている真空技術および真空装置に関して広く解説をおこなうとともに、長く真空産業機器の技術者としてお客様と一緒に種々の工場を立ち上げて来た講演者の経験を活かし、現場の視点から深く掘り下げたコツを解説する。
- はじめに
- 電子デバイスを構成する薄膜技術
- 薄膜とは? 薄膜形成と真空技術 (ドライプロセス)
- 真空技術の特徴と用途
- ノーベル賞と真空技術
- 真空技術の基本
- 真空とは?
- 圧力とは?
- 真空の分類
- 真空下での気体の挙動と特徴
- 平均自由行程と粘性流・分子流
- 超高真空の必要性と分子の入射頻度
- ガス流量を考える
- 真空技術の電子産業応用
- 電子産業と真空技術
- 純度を確保するためのガス配管管理
- 真空充填技術
- 清浄表面の確保と真空
- 成膜時の膜純度確保と真空
- CVD原料の蒸発速度と飽和蒸気圧
- 低温プラズマプロセスを実現する真空
- 低蒸気圧の化学物質を取り扱う真空装置の設計
- 真空を作る・測る
- 真空容器
- 真空ポンプ
- 真空計
- 真空部品
- 真空システム
- 薄膜形成技術と装置1: PVD スパッタリング
- 真空蒸着技術と装置
- 真空蒸着でなぜ真空が必要か?
- イオンプレーティング技術と装置
- スパッタとは?
- スパッタ技術と装置
- スパッタが薄膜開発・製造に使用されている理由
- プロセスプラズマの基礎
- 絶縁体膜形成に使用される高周波スパッタリング
- プレーナマグネトロンスパッタ技術
- バイアススパッタ技術
- リアクティブスパッタ技術
- スパッタリフローおよびフロースパッタ技術
- PVDシステム構築のポイント
- 薄膜形成技術と装置2: CVD, ALD
- CVDの特徴と必要性
- 化学反応速度論の基礎
- CVDプロセスの解析
- 表面反応律速領域の確認方法
- CVDプロセスウインドウの設計
- 良好なカバレッジや結晶特性を得るためには
- CVD装置の設計
- 励起状態を経由するCVD技術と装置 (プラズマ支援CVD)
- ALD技術と装置
- CVD, ALDシステム構築のポイント
- 薄膜加工技術
- 反応性イオンエッチング (RIE) の必要性
- 種々のエッチング装置
- ドライエッチングの終点モニタ
- スパッタエッチングの特性と必要性
- ドライエッチングシステム構築のポイント
- 真空応用分析装置
- 電子顕微鏡技術と装置
- 集束イオンビーム (FIB) 技術と装置
- 質量分析技術と装置
- ラザフォード後方散乱 (RBS) と水素前方散乱 (HFS) 技術と装置
- まとめ
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
- 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
- 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 180,000円(税別) / 198,000円(税込)
- 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 210,000円(税別) / 231,000円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
- 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
- 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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