医薬品製造現場で最も重要な取り組みは、交叉汚染の防止である。特に共用設備で生産が行われる場合、洗浄後の残留性評価は、残留量をゼロにすることが困難ことからバリデーションそして日々の管理としっかりとした取り組みが求められている。さらに、近年開発される製品は活性が高く、そのため少しの混入が消費者の安全性に大きな影響を及ぼすことがある。こうしたことから、洗浄後の残留限度値を残留物の毒性に基づいて設定する考え方が一般的になっている。しかし、一方でそうした毒性データが得られていない場合も多く、残留限度値設定に苦慮することも多い。
本セミナーでは、歴史からバリデーションを振り返り、その本質を理解した上で、洗浄に関わる残留限度値設定の考え方、効率的な評価方法、バイオ医薬品製造ラインにおける限度値設定の考え方、ホールドタイムの設定、SOP作成上の留意点など、現場の視点で解説する。特に、リスクに基づいた洗浄バリデーションの取り組みが求められている中で、ワーストケースアプローチについて、具体的な例を基に紹介する。
- 歴史から理解するGMPとValidation
- GMPとValidation – なぜ必要になったのか
- 歴史から見た洗浄バリデーションの取り組み
- 経験と勘のバリデーションからリスクに基づいたバリデーションへ
- 品質リスクマネジメントのポイント -
- 規制文書が求める洗浄バリデーションのポイント
- バリデーション指針にみる洗浄バリデーション
- EU GMPにみる洗浄バリデーション
- cGMP にみる洗浄バリデーション
- ICH Q7 原薬GMPガイドラインにみる洗浄バリデーション
- ASTM Internationalのガイド (E3106-18) における洗浄バリデーション
- ISPE Cleaning Validation Lifecycle – Applications, Methods, and Controls -
- PDA Technical Report No.49 Points to Consider for Biotechnology Cleaning Validation
- Destin LeBlanc’s cleaning validation memos
- その他の情報源
- リスクに基づいた洗浄バリデーションへの対応
- 回収事例にみる洗浄バリデーションにおけるリスクとその他の課題
- 検出限界以下への要望とニトロソアミン問題 -
- リスクマネジメントに基づいた洗浄バリデーション検討プロセス
- リスクマネジメントプロセスの主観性と知識管理
- Quality Cultureが洗浄バリデーションと関係している?
- バリデーション実施手順と必要な各種文書
- バリデーションマスタープラン・SOP – ヒューマンエラーを防ぐ記載方法 -
- バリデーションプロトコール・レポート・Logbook
- Data Integrity対応のポイント
- 現場の視点で見た洗浄バリデーション実施上の課題
- 製造装置と洗浄機能 – URS作成上のポイント -
- 洗浄後の評価対象物 – 微生物評価はなぜ必要か -
- 3つの洗浄方法 (マニュアル洗浄、CIP、COP)
- 各洗浄手順と留意点
- 共用部品等への対応
- 洗浄バリデーションにおけるワーストケースアプローチ
- リスクマネジメントにおけるワーストケース
- ワーストケースに基づいたバリデーションの考え方
- ホールドタイムの設定手順 – 何を評価すべきか -
- ダーティホールドタイムの設定方法
- クリーンホールドタイムの設定
- 逸脱が発生した時の対応
- 洗浄後の残留限度値の設定
- 歴史から振り返る残留限度値の考え方 – 検出限界以下は困難 -
- Fourmanらの基準 – 10ppm、0.1%、に科学的な根拠はあるか -
- 毒性に基づいた基準 – 90%の薬物で限度値が高くなる? -
- 毒性に基づく基準かFourmanらの基準か – どう判断すべきか -
- 目視基準をバリデーション時の残留性評価に利用できるか?
- キャンペーン生産時の洗浄と洗浄バリデーションの考え方
- 残留性評価方法とサンプリングの考え方と対応
- サンプリング方法 – Swab法か、Rinse法か -
- サンプリング時の回収率とその評価方法
- 残留物の評価方法
- 分析方法の選択基準
- TOCでの評価は可能か – 特異性にどう対応するか -
- バイオ医薬品製造ラインにおける洗浄バリデーション
- バイオ医薬品製造ラインにおける洗浄の特徴
- バイオ製造ラインにおける残留限度値の考え方
- ライフサイクルを通した洗浄バリデーションの取り組み
- Continued Process Verification・再バリデーション・製品の品質照査
- 分析法に対するStage 3の取り組み
- GMP適合性調査 (査察) への対応
- 査察は準備が重要 – なぜ? -
- 査察の手順と全員参加 – チャットシステムの活用 -
- 洗浄バリデーションに関わる指摘事例
- 査察指摘事例の公開 – オレンジレター -
- 無通告査察の現状
- まとめ
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
- 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
- 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 180,000円(税別) / 198,000円(税込)
- 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 210,000円(税別) / 231,000円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
- 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
- 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。
ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
- 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
ライブ配信セミナーをご希望の場合
- セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
- 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
- 視聴期間は2025年11月12日〜22日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
- セミナー資料は別途、送付いたします。