デジタル技術の発達と通信技術の進展により、音楽、映画、TV番組、出版物等をはじめとする様々な作品やコンテンツがデジタルデータ化され、大量かつ容易に取扱うことが可能となりました。その結果、これらのデジタルデータをインターネット等のネットワークを介して双方向に配信して流通させることが、今やビジネスの現場だけでなく、私たちの日常においても可能となっています。
このような状況に対応すべく、著作権法においても法改正が重ねられていますが、個人、企業を問わず、コンテンツビジネスに携わるすべての方々が、改めて「著作権」に関する基本的知識を持ち、実務に活用できる能力を持つことは、コンテンツの戦略的活用のためにも、権利侵害リスクを回避するためにも、今や不可欠のものとなっています。
しかし、前述のとおり、「著作権」は法改正も多く非常に難解で、日常業務に追われる中で、基本的な知識を独学で理解することはなかなか困難であり、またその機会も希少なのではないでしょうか。
そこで、本セミナーでは、コンテンツビジネスに携わる上で必要となる、「著作権」に関する基礎知識を短期間で習得することを目的にして、現場に密着した事例や設問をベースにしながら、「著作権」に関する基礎知識について分かりやすく解説を行い、併せて、映画や音楽における権利処理や肖像権、パブリシティ権等についても解説いたします。
なお、本セミナーの応用編として、著作権の契約書作成に関し、同じくField-R法律事務所の金沢弁護士による「著作権契約書のチェックポイントと法律実務」が開催されますので、併せての受講をお勧めいたします。
※10月26日(金) 契約編①:コンテンツ『利用』に関する契約
※11月22日(木) 契約編②:コンテンツ『制作』に関する契約