EV、HEVや自動運転技術を使った近未来の自動車では、乗員は乗り心地、ロードノイズなどに注意が向いています。そこで、これらの性能向上を軽量化と両立技術の開発を系統的に行う能力向上が本セミナーの焦点です。
講師は日産自動車での画期的な新技術開発を通じて得た知識に基づいて説明します。その新技術とは、例えば「軽量・高速回転・快適音質のエンジン」、「世界初のアクティブこもり音制御システム」、「流体運動を利用したアクティブエンジンマウント」などです。さらに、防衛、家電・計測器・自動車部品など多くの研究開発に対する指導を通じて集積したノウハウも加えて講義します。
講演項目は、モデルベースV字型開発プロセスの流れを想定し、それを具現化する手法の「性能計画図」の各項目で構成します。すなわち、対象現象と目標設定・現象モデル作成・解析基礎理論の理解・解決案の創出です。解決案を系統的に編み出す方法として、(1)振動騒音現象をフィードバック制御システムと考える方法および(2)創造的問題解決法TRIZの応用を説明します。
- 第1部:自動車の振動騒音設計の基本
- 振動騒音設計の展望が開ける自動車開発プロセスの理解法
- 今日の 機械製品と振動騒音技術
- 非常に複雑な機械システムとしての把握方法
- QFD (品質機能展開) による他性能との関係整理法
- 感性評価に立脚した設計目標設定と設計への折込み法
- OEM、サプライヤーというネットワークでの開発
- 国際商品という性格の折込み
- 性能計画図による目標設定から設計・試作・実験までの業務推進
- 主な自動車振動騒音現象のモデル
- アイドル振動
- シェイク
- シミー
- 再加速時振動・運転性
- こもり音
- ロードノイズ
- ギアノイズ
- 風音
- 自動車開発に使う振動騒音理論の基本
- 振動騒音対策理論
- 防振と制振
- モード解析
- インパルス応答とコンボリューション
- アクティブ振動制御理論
- 現象理解理論
- 音源位置の探索法
- 信号波形の特徴からの理解
- 騒音対策原理
- 遮音
- 吸音
- 放射効率
- 回折
- マスキング
- アクティブ制御理論
- 第2部:対策方法事例集
- 設計時点で思い出すべき自動車振動騒音技術の定石
- 振動騒音問題の12分類法
- 伝達関数を中心に据えて対策を考える
- 発明支援手法TRIZによる解決案創出の例
- 振動をフィードバック制御システムと考えた解決案創出
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- 視聴期間は2025年10月10日〜23日を予定しております。
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