第1部『グローバル開発をふまえた開発段階に応じた治験薬の規格設定・有効期間設定』
(2012年10月23日 10:30~12:30)
講師:シミックホールディングス (株) 経営企画本部 シニアアドバイザー 薬学博士 河﨑 孝男 氏
国内で開発のみならず、海外での開発をも踏まえて、治験薬の規格及び治験薬の有効期間設定に関して、臨床試験の段階との関係を含めて考えを示す。
- 前臨床から臨床試験への品質
- 前臨床の結果を臨床試験での規格にどのように反映させるか
- 臨床試験での規格項目に留意すべき点
- 臨床試験の進展と規格
- 前臨床試験、臨床試験から申請までの規格設定の考え方
- 開発の段階に応じた分析法の検証法
- 製法・処方の見直しと分析法・規格の見直し
- 治験薬の有効期間設定
- 開発段階に応じた安定性試験
- 開発段階に応じた有効期間の設定
- 申請資料への活用
第2部『試験検査室管理~グローバルGMPの要求事項~』
(2012年10月23日 13:10~16:40)
講師:中外製薬 (株) 品質保証部 治験薬品質グループ 副部長 伊東 雅夫 氏
- GMP査察
- 試験検査室管理におけるGMPの要件
- 品質部門の責務
- 文書管理
- 品質管理のポイント
- 規格設定
申請時の対応
治験薬の品質規格
- 有効期間と安定性試験
治験薬の有効期間の設定と延長
- バリデーション
- 異常・逸脱管理と変更管理
- OOS (Out of Specification)
- 変更における対応方法
製剤の処方変更
試験法 (定量法) の変更
標準品の更新
同等性の確認
- 外部試験機関への依託と技術移転
- Quality System と Quality Risk Management
信頼性のあるデータを得るために