産業現場での事故防止・安全文化醸成に向けたノンテクニカルスキル教育の訓練法

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プログラム

産業界のトラブルや事故の原因の8割はノンテクニカルスキルであると言われている。  技術面などのテクニカルスキル教育とノンテクニカルスキル教育の両輪での人材育成が望まれている。トラブルの原因として多い要素を中心にその構造やパターンを講師が解説し、要素毎の防止方策についてお話しします。一部の講義では3人一組の演習を通して、更に理解が向上できる。  下記講演項目3件の講義中の行動特性の自己評価でその特性の把握ができ、事故防止に、更には、職場に拡大して安全文化の強化に繋げることができる。

  1. 思い込み防止教育
    • 状況認識の構造と思い込み防止状況認識は、コミュニケーションや意思決定などの次の行動に移るための起点となるノンテクニカルスキルである。状況認識は、情報の入手、情報の理解、未来予測の三つの段階で構成されており、この講座の中ではそれぞれの段階について解説するとともに、その会得のコツを紹介する。また、状況認識の第一段階において 「思い込み」 の行動特性が失敗要因を形成することが多いことより、その 「思い込み」 を形成するいくつかのパターンを解説する。加えて、講座の中の行動特性診断を通じて、思い込みおよびおっちょこちょいの防止方法について学ぶ。
  2. 規律順守性の向上教育
    • 昨今、ルール・規則を守らなかったがために発生した事故・トラブル・労災がしばしば見受けられる。ルール順守という当たり前の行動の徹底が求められている。ルール順守の意識の向上には王道はない。地道にこつこつと従業員と話し合い・意見交換をし、その気にさせる丁寧な意識改革・横展開を実施し続けることで、「広い意味での安全文化」が向上する。
      この講座では、人はなぜ決まりをまもれないか?という心理的なメカニズムの解説から始まり、自らの決まりを守れなかった告白やあなたならどうする演習を通じて、決まりを守ることへの意識向上を体感することができるプログラムになっている。規律順守性向上の第一歩を踏み出せる。
  3. 注意深くなろう教育
    • ノンテクニカルスキルにおける状況認識・意思決定のカテゴリーは、ノンテクニカルスキルの中でも重要な要素の一つである。講座の中では、その重要性について学び、演習を通じて理解を深める。

 この講座の中では、注意力について取り上げる。注意力は、状況認識・意思決定をサポートする重要なスキルの一つである。注意力には、「とぎれる」「それる」「ゆれる」という主に3つの性質があり、それぞれの性質に対応したミス防止の実践的な方法が行われることが大切である。  この講座では、そのミス防止のための実践的な方法について触れるとともに、その後の未来に注意深くなるとどのように変わることができるかについて話される。さらには、あなたならどうする演習では注意力不足の実際の事例を題材に2課題3人一組で意見交換し、注意力深くなる気付きを促進させる。加えて、注意力の自己評価を25設問に回答することでご自分がどのタイプかその場でわかり、タイプ別の行動指針が示され、受講者は個人目標を設定することになる。

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