企業対応の具体化に向けたEU化学物質規制の全体像

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本セミナーでは、成形品を含むものづくり企業に直結する法規制の最新潮流や新たな企業の義務を整理し、「企業対応の具体化」へとつなげる知識を提供いたします。

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世界で環境規制強化が進むなか、EUの基準や規制が他国や企業に自発的に採用される“Brussels Effect”が再び注目されてきています。グローバル企業はEU法規制の動向にナーバスになっていますが、EU戦略はBackcastingで、目標は明確ながらその道筋は明確でなく、膨大な文書が存在し、企業対応の具体化に苦慮しています。  EUは2050年をゴールとして、化学物質戦略が策定されOSOAとして展開され、REACH規則の簡素化、PFASの明確化、RoHS指令の見直しが進んでいます。新たな施策として、エコデザイン規則や包装材規則が制定され、DPP対応が課題となっています。製品順法保証からものづくり順法保証への潮流のなかで、企業はCASで信頼性、信憑性のある情報をベースとした情報が求められています。  このようなEU法規制の動向を理解し、変化を点で捉えるのではなく、線で捉えて、次の企業戦略を立てる必要があります。このセミナーでは、企業対応の具体化を目指してEU戦略と法規制の本質を解説します。

  1. EU環境政策の潮流
    1. Leyen2.0の新たな環境政策
    2. EUグリーンディール
    3. 化学物質戦略
    4. クリーン産業協定
    5. ブリュッセル効果とTrump2.0 など
  2. OSOAとREACH規則
    1. OSOA (one substance, one assessment) とは
    2. REACH規則の基本的要求事項
    3. REACH規則の改定状況
    4. REACH規則の簡素化の動向
  3. CLP規則
    1. リスクとは
    2. GHSとCLP規則の関係
    3. e-SDSとは
    4. 共通プラットホームとは
  4. 新たな気になる規制法
    1. PFAS規制
      • POPs条約と日米欧の規制動向
    2. 包装材規制
      • サーキュラーエコノミの日米欧の規制動向
      • 食品包装材、医薬品包装材の適用
    3. EUエコデザイン規則
      • DPP (Digital Product Passport) とCMP構想
    4. EURoHS指令の動向
  5. CAS (Compliance Assurance System)
    • 製品順法保証からものづくり順法保証へ
  6. Topics
    • 開催時点での入手した新たな規制情報
    • 受講者様からの事前質問やご要望

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