技術英文ライティングと生成AIの活用術

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本講座では、人の技を活かしながら生成AIを使う、高品質な技術英文ライティングの手法を探ります。生成AIによる英文作成の最大の利点は、そのスピードにあります。しかし、使う側が注意を怠ると、誤訳やニュアンスの違う英文を素早く大量に作成してしまうことにもなります。また、生成AIは内容が誤っていても表面上は自然な文章にまとめてしまうので、旧来の自動翻訳に比べ誤訳を見つけにくいという問題もあります。  人間の翻訳者でも生成AIでも、誤訳が生じるメカニズムの基本は同じです。そのメカニズムを理解し正しく対策することが、「伝えようとした意味が正しく表現できているのか?」という疑問の解消につながります。安心して使える英語技術文書を作るための、前処理、後処理、そしてさらなる磨き上げのポイントを解説します。最終的に責任を持つのは人間です。生成AIを上手に使い、正しく素早い情報伝達に活かしていきましょう。

  1. 誤訳はなぜ起こる? 人間もAIも基本メカニズムは同じ
    • 誤った定番訳や文法知識
    • 直訳による意味の変化
    • 原文自体の問題
    • 不明点のごまかし
  2. 精度以外の品質 – テクニカルライターが目指すべきもの
    • 3つのC
      • Clear
      • Concise
      • Correct
    • 直訳ではない、ロジックを整えた表現
    • 適切なスタイル
    • 時系列順の情報提示
    • パラレリズム
  3. 誤解釈させない原文づくり
    • 無駄の排除
    • 表現の具体化
    • 動作主・被動作主の明示
    • 日本語英語になりやすい表現の排除
  4. 生成AIのプロンプトの工夫
    • 目指すものに合わせたプロンプト
    • 作用と副作用を考える – 逆効果もあることを意識する
  5. AI出力やドラフト翻訳のチェックポイント
    • 用語の正確性
    • 動作主と動詞の一致
    • 時制
    • スタイル
  6. 質疑応答

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