機能的で安全性の高い化粧品容器の設計とサステナブル容器 (素材・設計) への変遷および環境対応

セミナーに申し込む
オンライン 開催

本セミナーでは、化粧品容器に求められるデザイン要素 (ハイクオリティーデザイン商品紹介を含む) や機能性・安全性をはじめ、中味処方に対する容器素材の選択方法や薬剤吸着・経日減量・容器の割れ変形・ディスペンザーポンプの選び方・光や温度や落下に対する保証の考え方など基本的な容器設計のポイントを形態別に解説いたします。
また、良く再発するクレーム・トラブル事例とその防止策・解決策を紹介いたします。

日時

開催予定

プログラム

化粧品のパッケージデザインは、売り上げを大きく左右する重要な役割を果たしており、食品や医薬品など他業種に比べ高い完成度が求められます。そのため、斬新なデザイン (形状や加飾) や革新的な設計 (機構や機能) が期待されている。しかし、これらの要素を優先する事で品質の確認不足や、コスト削減を目的に輸入した容器の不具合が生じ、製造プロセスでのトラブルや消費者からのクレームが多発するという課題が存在する。  本セミナーでは、容器に求められるデザイン要素・容器の機能性・安全性や形態別容器素材の選択と設計ポイントなど製品保証の課題に対する解決策などを中心に解説する。また、最近特に話題になっている化粧品容器のサステナブル対応に関しても、素材の変遷や環境対応実績、バイオマスプラスチックの全容など、グローバル企業の環境に対する現状や今後の方向性なども含め解説する。

  1. 容器に求められるデザイン要素
    1. 視覚優位性・造形的創造性・販売促進性・ブランド価値について
  2. 容器の機能性と安全性について
    1. 化粧品容器の機能性
    2. 化粧品容器の安全性
    3. 容器素材と中味 (原料) との相性について
  3. 形態別容器素材の選択と設計ポイント
    1. 細口樹脂容器
    2. 広口樹脂容器
    3. ガラス (細口・広口) 容器
    4. ポンプディスペンサー容器
    5. チューブ容器
    6. コンパクト容器
    7. 塗布付き容器
    8. パウチパック容器
    9. ペンシル容器
  4. サステナビリティー容器 (素材・形態) の全容
    1. 化粧品容器に使用されるプラスチック素材の変遷
    2. 化粧品容器の環境対応実績について
      • 分別可能容器
      • 再生材利用容器
        • PE
        • PP
        • PET
        • ガラス
        • アルミ
      • メカミカルリサイクルPET
      • ケミカルリサイクルPET
      • 減容化容器
      • 減量化容器
      • 詰替え容器
      • 付け替え容器
      • 最近の脱プラスチック・単一素材の例
    3. 化粧品容器とバイオマスプラスチックについて
      • バイオプラスチック (バイオマスプラスチックと生分解性プラスチック)
      • バイオマス非生分解性プラスチック
      • バイオマス生分解性プラスチック
      • 石油系生分解性プラスチュク
  5. 環境法規制及びグローバルメーカー動向

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

アーカイブ配信セミナー