空飛ぶクルマの国内外の最新動向 2025

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プログラム

第1部 「空飛ぶクルマ」を概観する

(13:00〜13:55)

 「空飛ぶクルマ」はわが国では電動主直離着陸機 (eVTOL) として社会実装のための取り組みが2025大阪関西万博を目標に官民で進められてきた。車のように空を移動したいという夢は航空機が出現して以来追い求められてきたものであり、それらの歴史を振り返ることで技術的、制度的および市場性の将来を展望したい。

第2部 AAM (空飛ぶクルマ) の実像: 「3つの約束」と2030年に向けての実現化シナリオ

(14:00〜14:55)

 2025年の大阪関西万博で話題となっている「空飛ぶクルマ」だが、正確には航空機である (AAM (Advanced Air Mobility) 、eVTOL (electric VTOL) 。海外ではフロントランナーが着実に事業化を進める一方で、淘汰も進んでいる。また、従来は全電動が基本だったが、ハイブリッド化への動きも目立ってきており、認証・認定基準やバーティポート等のインフラ基準策定も進んでいる。そして、AAMの実現化、社会実装に向けては「安全」、「安心」、「継続」という社会に向けての「3つ約束」がキーとなるが、いかに「3つの約束」を実現し、社会に理解してもらい、共に取り組んでいくかについて考察する。また、将来の自律飛行等の技術はAAMだけでなく、他の航空機分野での開発動向が重要となる。  これらを踏まえ、大阪関西万博後の、2030年に向けてのAAMシナリオを考察する。

第3部 「自由な空の移動」実現に向けた交通管理と社会受容の課題と世界の取り組み事例

(15:05〜16:00)

 「空飛ぶクルマ」あるいはAAM (Advanced Air Mobility) の特徴として、高度自動化や高頻度運航が挙げられることが多い。  この講演では、エアモビリティの低コスト化や利便性向上の鍵とされている、そうした特徴の実現に向けた展望等について理解を深めることを目指します。さらに、パリ五輪における反対運動などもあり、社会受容性・住民の理解の醸成に関して、本格的に取り組んでいく必要も出てきており、こちらにも焦点を当てたいと思います。昨年に続き、最新の国内外事例に基づき、今押さえておきたい、交通管理の課題の整理や地域で望ましいアクションについてご紹介したいと思います。

第4部 空飛ぶクルマの機体開発動向と社会実装に向けた日本国内の取組み

(16:05〜17:00)

 いよいよ開幕を迎えた大阪関西万博。日本では万博での商業運航の実現を目指していたが、機体認証の遅れなどによりデモ飛行に留まることとなった。世界ではこの先数年以内の商業化を見据える中、日本ではポスト万博の議論を早急に進める必要がある。改めて日本の空の移動革命の歴史を振り返り、また海外での機体開発動向を開設しながら、万博後に向けた国内企業や自治体の取り組みを紹介する。

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