日時
- 2025年8月21日 10時30分〜 2025年8月21日 16時30分
プログラム
医薬品・医療機器業界において、品質管理はもはや単なる規制対応ではありません。企業の競争力を左右する戦略的な経営課題となっています。FDA査察での指摘事項は年々複雑化し、品質イベントの管理は高度な専門知識と膨大な時間を要求されるようになりました。しかし、多くの企業では限られた人員で増大する業務に対応せざるを得ず、品質管理部門は疲弊の一途をたどっています。 本セミナーは、このような状況を打破するための実践的なソリューションを提供します。まず、FDA cGMP/QSRが要求する品質システムの本質を理解することから始めます。規制要件は複雑に見えますが、その根底にある考え方はシンプルです。患者の安全を守り、製品の品質を保証するという基本理念に基づいて、苦情管理、CAPA、逸脱管理、変更管理という4つの重要な要素が有機的に連携することが求められているのです。 従来、これらの品質イベント管理は、経験豊富なベテラン社員の知識と判断に依存してきました。しかし、属人的な管理には限界があります。担当者が変わればやり方も変わり、知識の継承は困難を極めます。さらに、手作業による管理では、重要な傾向を見逃したり、類似事例から学ぶ機会を失ったりすることも少なくありません。 ここで注目すべきが、生成AI技術の革新的な進化です。ChatGPTやClaudeといった最新のAIは、従来の高額なシステムとは全く異なるアプローチで品質管理を支援します。月額わずか3,000円程度で利用できるこれらのツールは、日本語での指示を理解し、複雑な文書作成や分析業務を驚くほど効率化します。プログラミングの知識は一切不要で、品質管理の専門知識があれば、誰でもAIを活用できる時代が到来したのです。 本セミナーでは、500社以上の医薬品・医療機器企業を支援してきた講師が、規制要件の本質的な理解と、AIを活用した実践的な品質管理手法を余すところなくお伝えします。単なる理論の解説ではなく、実際の査察事例や不適合事例を交えながら、明日から使える具体的なノウハウを提供します。 特に重要なのは、AIはあくまでもツールであるという認識です。規制要件を正しく理解し、品質システムの基本を押さえた上で、AIを適切に活用することで初めて真の価値が生まれます。本セミナーでは、この両輪をバランスよく学んでいただけるよう、前半で規制要件と品質システムの基礎を徹底的に解説し、後半でAIの実践的な活用方法を豊富な演習を通じて習得していただきます。 参加者の皆様には、150種類以上の実証済みAIプロンプト集や、すぐに使えるテンプレート群、さらには30日間の導入支援プログラムなど、充実した特典をご用意しています。これらは単なる配布資料ではなく、実際の業務で即座に活用できる実践的なツールです。 品質管理の世界は今、大きな転換期を迎えています。規制要件は厳格化の一途をたどり、一方で活用できる技術は飛躍的に進化しています。この変化の波を恐れるのではなく、チャンスと捉えて積極的に活用することが、これからの品質管理には求められています。 本セミナーを通じて、規制要件を確実に満たしながら、業務効率を飛躍的に向上させる新しい品質管理の姿を、共に描いていきましょう。品質管理の未来は、すでに始まっています。その第一歩を、私たちと一緒に踏み出してみませんか。
- FDA cGMP/QSRが要求する品質システムの基礎
- 医薬品品質システム (PQS) の理解
- ルールベースからリスクベースGMPへの転換
- PQSにおける品質イベント管理の位置づけ
- 変更管理/逸脱管理とCAPAの関係性
- ICH Q10ガイドラインの要求事項
- FDA規制要件の体系
- 21 CFR Part 820 (QSR) の全体像
- 21 CFR Part 211 (cGMP) の要求事項
- 医薬品と医療機器の規制要件の違い
- Warning Letterに見る指摘傾向
- 品質システムの構成要素
- QM (品質管理) 、QA (品質保証) 、QC (品質管理) の関係
- 品質管理システム (QMS) 文書体系の構築
- マネジメントレビューの重要性
- 全職員参画型品質システムの実現
- 医薬品品質システム (PQS) の理解
- FDA cGMP/QSRが要求する苦情管理
- 苦情管理の規制要件
- 21 CFR Part 820.198 (苦情ファイル) の詳細要求
- 21 CFR Part 211.198 (苦情処理) の要求事項
- 苦情の定義と分類基準
- MDR報告対象の判断基準
- 効果的な苦情処理プロセス
- 苦情受付から調査完了までのワークフロー
- 苦情調査手順の標準化
- 製品への影響評価とリスクアセスメント
- 顧客への回答と規制当局への報告判断
- 苦情管理の実務ポイント
- 苦情情報の収集と分類方法
- トレンド分析による予防措置への展開
- PL法 (製造物責任法) への配慮
- FDA査察での確認ポイント
- 苦情管理の規制要件
- FDA cGMP/QSRが要求するCAPA
- CAPA要求事項の理解
- 21 CFR Part 820.100 (是正措置及び予防措置)
- CAPAシステムの必須要素
- FDAがCAPAを重要視する理由
- 2014年以降の査察傾向とCAPA指摘事項
- CAPAの基本概念
- 修正処置、是正処置、予防処置の違い
- 応急処置→修正処置→是正処置→予防処置の流れ
- CAPAとリスクマネジメントの関係
- PDCAサイクルによる継続的改善
- 根本原因分析の手法
- 根本原因 (Root Cause) の特定方法
- なぜなぜ分析、魚骨図、FTAの活用
- 「教育訓練」が是正処置にならない理由
- システムの不実行による不適合発生の分析
- CAPAの7段階プロセス
- 問題の識別
- 原因調査 (根本原因分析)
- 処置の識別 (処置計画)
- 検証または妥当性確認
- 記録の作成
- 責任者への伝達と教育訓練
- 有効性確認とマネジメントレビュー
- 効果的なCAPA管理
- CAPA起票の判断基準
- 優先順位付けとリソース配分
- 進捗管理とエスカレーション
- 有効性検証の計画と実施基準
- CAPA要求事項の理解
- FDA cGMP/QSRが要求する逸脱管理
- 逸脱管理の規制要件
- 21 CFR Part 211.192 (生産記録のレビュー)
- 21 CFR Part 211.100 (手順書と逸脱)
- 逸脱 (Deviation) と異常 (Abnormality) の定義
- 計画的逸脱と計画外逸脱の管理
- 逸脱の重大性評価
- 重大性区分の設定基準
- Critical、Major、Minorの分類例
- OOS/OOT発生時のチェックリスト
- 製品品質への影響評価方法
- 逸脱処理プロセス
- 逸脱の検出と初期対応
- 調査計画の立案 (調査深度の決定)
- インパクトアセスメントの実施
- 処分判定と是正措置の決定
- 逸脱の予防対策
- 「小さい異常」の常態化防止
- ミスを防ぐ「五箇条」
- 見える化と6S〜10S活動
- 始業点検/終業点検の重要性
- 逸脱管理の実務
- サイトQAの役割と責任
- 現場巡回による予兆検知
- 逸脱トレンド分析の実施
- 再発防止策の水平展開
- 逸脱管理の規制要件
- FDA cGMP/QSRが要求する変更管理
- 変更管理の規制要件
- 21 CFR Part 820.70 (生産及びプロセス管理)
- 21 CFR Part 211.100 (変更の文書化)
- ICH Q12ガイドラインによる変更手続きの明確化
- 変更カテゴリーの調和 (中等度変更の届出制度)
- 変更の分類と管理
- 一変申請対象となる変更 (薬生薬審発通知)
- 軽微変更の対象 (薬事・食品衛生審議会査発通知)
- Major/Minor変更の判断基準
- 事前承認が必要な変更の見極め
- 効果的な変更管理プロセス
- 変更要求から承認までのワークフロー
- リスクアセスメントの実施方法
- バリデーション要否の判断
- 一変承認前にバリデーションが必要な変更
- 変更管理の落とし穴
- 変更管理の不首尾事例と教訓
- 累積的変更のリスク管理
- サプライヤー変更の影響評価
- 製造技術の知識・経験の重要性
- 組織体制と責任
- コーポレートQAとサイトQAの役割分担
- 変更管理委員会の運営
- 技術部門との連携強化
- 規制当局への届出判断プロセス
- 変更管理の規制要件
- 生成AIを活用した品質イベント管理
- 生成AI技術の基礎と品質管理への応用
- ChatGPT/Claudeの特性と活用方法
- 自然言語処理による文書解析の仕組み
- プロンプトエンジニアリングの基礎
- データセキュリティとバリデーション要件
- AIによる苦情管理の革新
- 苦情内容の自動分類とカテゴライズ
- 類似苦情の検索と傾向分析
- 感情分析による緊急度判定
- 回答文書の自動ドラフト生成
- 【デモ】AIによる苦情報告書の作成 (リスク分析、調査、根本的原因、顧客回答)
- AI支援による逸脱・CAPA管理
- 逸脱報告書の自動生成支援
- AIを活用した根本原因分析
- CAPA計画の最適化提案
- 有効性予測モデルの構築
- 【デモ】AIによる逸脱報告書の作成
- 変更管理とリスク評価のAI活用
- 変更影響の自動評価システム
- 類似変更の検索と対策提案
- リスクマトリックスの動的更新
- 承認ワークフローの最適化
- 【デモ】AIによる変更管理 (変更要求、影響度調査、変更報告書)
- 統合ダッシュボードとKPI管理
- リアルタイムKPIモニタリング
- 予測アラートシステムの構築
- 経営層向けレポートの自動生成
- トレンド分析と予防的品質管理
- 【デモ】AIダッシュボード作成
- CAPAシステムのデジタル化
- CAPAフォームの電子化
- ワークフロー自動化の実装
- イベント管理システムの統合
- ドキュメント管理との連携
- 【デモ】AIによるCAPA (問題の識別、原因調査、是正・予防計画、是正・予防実施、有効性確認)
- 生成AI技術の基礎と品質管理への応用
- 質疑応答・総括
- 参加者からの質問への回答
- ベストプラクティスの共有
- 今後の規制動向と展望
- アクションプランの策定
受講料
- 1名様: 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 複数名: 25,000円(税別) / 27,500円(税込)
参加特典
- イベント管理AIプロンプト集 (150種類以上)
- 逸脱分析用プロンプト
- 苦情対応用プロンプト
- CAPA作成支援プロンプト
- 変更影響評価プロンプト
- テンプレート・ツールキット
- AI対応逸脱報告書テンプレート
- 苦情分類自動化シート
- CAPA有効性評価チェックリスト
- リスクアセスメントマトリックス
会場受講の複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。 - 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
オンライン受講割引
- オンライン受講の場合、1名様 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただだけます。
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- 申込みフォームの受講方法から「オンライン」をご選択ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
会場受講 / Zoomを使ったライブ配信対応セミナー
会場受講 または オンラインセミナーのいずれかをご選択いただけます。
ライブ配信をご選択の場合、以下の流れ・受講内容となります。
※会場で受講の場合、このサービスは付与されませんのでご注意ください。
- ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
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