本セミナーでは、生成AIを活用した査察対応について取り上げ、24時間で査察準備を完了する仕組みの構築、AIを活用した自動文書レビューシステム、過去の査察データから学習する予測的対応、新人でも即戦力となる査察対応支援ツールについて詳解いたします。
日時
- 2025年8月20日 10時30分〜 2025年8月20日 16時30分
プログラム
演者は過去20年間に渡り、多くのFDA査察対応 (医薬品・医療機器とも) を支援してきました。これまでにFDA査察に立ち会った経験などから、本セミナーでは、FDA査察を全般的にまた具体的にわかりやすく解説します。 さらに本セミナーでは、近年急速に発展している生成AI技術 (ChatGPT、Claude、Gemini等) を査察対応業務に戦略的に活用する方法について、実践的な事例を交えて解説します。生成AIを活用することで、査察準備の効率化、文書作成の品質向上、指摘事項の予測と予防的対応が可能となり、査察対応業務の大幅な改善が期待できます。 米国に医薬品・医療機器を輸出している企業は輸出実績に関わりなく、FDA査察を受ける可能性があります。 日本におけるFDA査察はどのように実施されるのでしょうか。本セミナーでは、演者のこれまで多くのFDA査察対応コンサルテーションや、実際のFDA査察に立会った経験からFDA査察対応のノウハウを惜しみなく説明いたします。 FDA査察が予定されていたり、FDA査察の通知が来た場合、一体どのような準備をすれば良いのでしょうか。 FDA査察においてはFDAの要求事項 (21 CFR) への深い理解が求められることはもちろん、査察本番における適切な資料のスピーディーな提出も必要となります。生成AIを活用することで、膨大な規制要件の理解支援、Q&A集の効率的な作成、査察対応文書の品質チェックなどが可能となります。 FDA査察の目的は、『粗悪な医薬品・医療機器・体外診断用医薬品の米国輸出を阻止し、米国における患者・ユーザを保護する。』ということです。したがって、企業は、自社の製品が安全で安心できるということをFDA査察官に客観的な証拠 (文書) を提示して証明する必要があります。 指摘事項が何もない場合は良いのですが、指摘事項がある場合は、連邦食品医薬品化粧品法704 (b) 項「査察官は指摘事項を文書で製造所に提示すること」に基づいて、査察の最後の講評時 (クローズアウトミーティング) に、FDA Form 483が発行されます。 クローズアウトミーティングにおいて、査察官との対話は誤解や説明の間違いを正す機会でもあります。 企業からの意見を査察官が考慮し、FDA Form 483の最終版を作成してくれますので、すでに改善した事項があれば説明すると良いでしょう。FDA Form 483には「最終的な評価はFDAコンプライアンス部門で実施されるので、FDA Form 483は査察時の指摘事項としての報告である。」と記載されています。 FDA Form 483により指摘された内容に対し、15営業日以内 (必着) に改善策、スケ ジュールを盛り込んだレスポンスをFDAに送付しなければなりません。生成AIを活用することで、過去の指摘事例の分析、効果的な回答文書の作成支援、英文の品質向上などが実現できます。 FDAに対するレスポンスは、査察を実施した査察官宛に送付するのではなく、FDA本部に送付することに注意が必要です。指摘へのレスポンスは極めて詳細である必要はありません。また次回査察時に改善実施について確認されるので、確実に改善ができることを書くことが重要です。つまり、机上の空論のようなことは書いてはいけません。 FDA Form 483の回答が不十分であれば、Warning Letterをもらうことになってしまいます。 本セミナーでは、まずFDAの要求事項や指摘事項等などの理論面を解説し、さらに当社が経験してきた実際のFDA査察事例をもとに、FDA査察本番でとるべき対応をわかりやすく説明します。 また、PMDA査察への対応についても解説し、FDA査察との共通点と相違点を明確にした上で、両方の査察に効率的に対応できる統合的なアプローチを提示します。 さらに、来るべき査察時に使える「FDA査察対応計画書」、Form483への「回答書のサンプル」、「生成AI活用ガイドライン」を電子ファイルにて配布いたします。
- なぜFDAは査察を実施するのか
- FDA査察の基本的事項
- FDAが査察を行う理由
- どんな企業がFDA査察官に安心感を与えるか
- コンプライアンス達成のための内部統制
- FDA査察の目的
- Compliance Programとは
- FDA査察の動向と課題
- Supply Chainのグローバル化とFDA査察
- FDA査察の種類
- FDA査察の種類
- PAI (Pre Approval Inspection)
- 臨床試験の査察 (GCP査察)
- その他の査察
- 定期査察サイト選択モデル (SSM)
- FDAの組織と査察
- FDAの組織
- CDER (Center for Drug Evaluation and Research) の組織
- OHI (Office of Human and Animal Food Operations) による査察活動 ※旧ORA
- OHIによる査察 (定期・特別) と措置
- FDA Investigatorのバックグラウンドと教育訓練
- FDA査察概要
- FDA査察の典型的スケジュール (定期査察)
- 査察スケジュールについて
- 査察開始に当たっての確認
- スケジュールに沿った具体的な留意点
- FDAの査察の傾向
- イベント管理 〜情報の連携〜
- GMPにおけるシステム査察
- システム査察
- 指摘事例:品質システム (Quality System)
- 指摘事例:施設および設備管理システム (Facilities and Equipment system)
- 指摘事例:原材料システム (Materials system)
- 指摘事例:製造システム (Production system)
- 指摘事例:包装および表示システム (Packing and Labeling system)
- 指摘事例:試験室管理システム (Laboratory control system)
- サイトマスターファイル
- 医療機器における査察
- 医療機器品質マネジメントシステム (QMS) 規格の歴史
- Quality System (QS) Regulation : Current Good Manufacturing Practice for Medical Device品質システム規則:医療機器の製造に関する基準 (医療機器GMP)
- Code of Federal Regulation (CFR) Title 21 Part 820
- 21 CFR Part 820 QSR
- QSIT (Quality System Inspection Technique) とは
- FDAの査察対応 〜4つの領域〜
- QSITガイドGuide to Inspection of Quality Systems
- QSITガイドの廃止について
- 査察からW/Lまでのフロー
- FDA査察実施の事前通知 (定期査察の場合)
- FDA査察実施の通知
- FDA査察官決定の通知とトラベル情報
- 遵守していない場合のペナルティ
- Possible FDA Actions
- FDA査察の評価
- 査察からWarning Letterまでのフロー
- NAI:No Action Indicated (措置指示無し)
- VAI:Voluntary Action Indicated (自主的措置指示)
- OAI:Official Action Indicated (強制措置指示)
- FDA Form – 483 list of observations
- FDA Form 483
- FDA Form 483を受取ったら
- FDA Form 484とは
- 査察終了後の対応
- FDA査察の指摘事項 (FDA Form 483) への回答期限について
- Warning Letter
- Establishment Inspection Report (EIR)
- FDA査察対応の考え方と準備
- どのような準備をすべきか?
- 従業員のすべきこと
- 査察対応計画書の作成
- 査察対応計画書の内容
- FDA査察の準備にあたって
- 情報収集
- 査察前準備
- 模擬査察
- 準備資料
- Q&Aの作成
- 査察に必要な部屋の確保
- Document reviewを行う部屋のレイアウト図
- バックヤードの目的
- 査察対応の役割と責任
- 対応責任者
- 統括・進行係
- 回答者
- 資料探索係
- 記録係
- 連絡係
- アドバイザー
- 通訳
- 送迎・おもてなし
- 通訳
- 監査報告書
- 輸出品目とは限らない
- “15分ルール”
- 査察妨害行為に関するガイダンス
- 査察時
- 宣誓供述書 (Affidavit)
- 査察の結果に影響を及ぼす要因
- 査察は短期決戦、一発勝負
- 査察対応時のポイント
- 指摘への対応 〜対応者の心得〜
- 査察期間中の全般的留意事項
- 査察官への説明
- 資料の提供
- 査察をいかに有利に進めるか (弱い点をいかにカバーするか)
- 回答の仕方
- うまく回答できない原因
- 回答に困るなどトラブルが発生した時の対応
- 査察時に行ってはいけないこと
- べからず集
- 従業員のしてはならないこと
- 庶務的事項
- 査察官との最初の接触
- 内部監査と改善
- 自己点検 (Self Inspection) について
- PIC/S GMP Self Inspection (自己点検)
- FDA QSR820.22 品質監査
- 監査の目的
- ISO – 13485:20168 測定、分析および改善 8.2 監視および測定
- 監査における2つの確認ISO – 9000 適合性と妥当性〜文書と記録〜
- 監査担当者の要件
- 監査員の力量
- 監査でみつけられた指摘事項はその扱いが難しい
- 内部監査と是正処置
- CAPAにおけるFDA対応の留意事項
- CAPAとは?
- 是正処置とは
- 修正とは
- 修正と是正処置の違い
- 予防処置とは
- 予防処置とはリスク管理のことである
- 応急処置→修正処置→是正処置→予防処置
- 是正処置がなく予防処置のみ発生する事例
- ボーイング787型機の運航再開
- 是正処置の考え方と実施
- 周知徹底、教育訓練は是正処置にはならない
- 是正処置 (再発防止) のためには、根本的原因の特定が重要
- 不適合発生の原因 〜システムの運用がなされていないこと (不実行) 〜
- 不適合発生の原因分析フロー
- 根本的原因 (Root Cause) を見極める
- 生成AIを活用した戦略的FDA査察&PMDA査察対応
- 生成AI技術の査察対応への活用概論
- 生成AI (ChatGPT、Claude、Gemini等) の基本理解
- 査察対応業務における生成AIの活用領域
- 生成AI活用のメリットとリスク管理
- データセキュリティとコンプライアンスの考慮事項
- 査察準備における生成AI活用
- 規制要件 (21 CFR、ICH、日本薬機法等) の効率的な理解支援
- SOPや手順書の整合性チェックと改善提案
- 査察対応Q&A集の自動生成と最適化
- トレーニング資料の作成支援
- ギャップ分析の効率化
- 査察対応文書作成における生成AI活用
- Form 483回答書の作成支援
- 過去の回答事例の分析と学習
- 効果的な回答構成の提案
- 英文の品質向上とネイティブチェック
- CAPA文書の作成支援
- 根本原因分析の構造化
- 是正措置・予防措置の立案支援
- 査察対応計画書のテンプレート最適化
- Form 483回答書の作成支援
- 指摘事項の予測と予防的対応
- FDA Warning Letterデータベースの分析
- 業界動向と指摘トレンドの把握
- 自社リスクエリアの特定と対策立案
- AIを活用した模擬査察の実施
- 査察本番でのAI活用
- リアルタイム情報検索と回答支援
- 技術的質問への迅速な対応準備
- 多言語対応 (日英通訳支援)
- 査察記録の効率的な作成
- PMDA査察への応用
- FDA査察とPMDA査察の共通点と相違点
- 日本の規制要件への生成AI活用
- PMDAとのコミュニケーション最適化
- 統合的な査察対応システムの構築
- 生成AI活用の実践演習
- ChatGPT/Claudeを使った査察Q&A作成演習
- Form 483回答文書の作成演習
- プロンプトエンジニアリングのベストプラクティス
- 生成AI出力の品質評価と改善方法
- 今後の展望と準備
- AI技術の進化と査察対応への影響
- 規制当局のAI活用動向
- 組織内でのAI活用体制の構築
- 継続的な改善とナレッジマネジメント
- 生成AI技術の査察対応への活用概論
- 質疑応答・総括
受講料
- 1名様: 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 複数名: 25,000円(税別) / 27,500円(税込)
参加特典
- 査察対応テンプレート集
- FDA査察対応計画書テンプレート (日英併記)
- PMDA査察対応計画書テンプレート
- Form 483回答書サンプル (実例ベース)
- Warning Letter回答書サンプル
- 査察対応チェックリスト (査察前・査察中・査察後)
- 生成AI活用ツールキット
- 生成AI活用ガイドライン (ChatGPT/Claude/Gemini対応)
- 査察対応AIプロンプト集 (100種類以上)
- 規制要件解釈用プロンプト
- SOP整合性チェック用プロンプト
- 回答書作成支援プロンプト
- 英文品質向上プロンプト
- AI活用事例集 (成功事例・失敗事例)
会場受講の複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。 - 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
オンライン受講割引
- オンライン受講の場合、1名様 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただだけます。
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- 申込みフォームの受講方法から「オンライン」をご選択ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
会場受講 / Zoomを使ったライブ配信対応セミナー
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ライブ配信をご選択の場合、以下の流れ・受講内容となります。
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- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
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