P&ID (配管計装図) の基礎と作成の基本・注意点、記載すべき情報

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本セミナーでは、プラントの新増設・改造に欠かせないP&IDを取り上げ、P&IDの役割や作成〜完成までの流れといった基礎から、作成のルール、記載すべき内容・注意点、配置配管図作成者・電気計装SEQ設計者に伝えるべき内容、使いやすくなる記載方法、個別機器毎の記載事項など、P&IDの作成・活用に必要な基礎から実践ノウハウまでを解説いたします。

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プログラム

プラントの新増設・改造における業務の流れは、先ず主要プロセス部分のフローシートを構築し、概略の物質収支・熱収支 (マテリアルバランス・ヒートバランス) を組むところから始まる。その後、主要プロセス部分機器や配管等の化工設計を実施し、その結果をP&ID (Piping & Instrumentation Diagram) に落とし込んでいく。  P&IDはプラントを100%表している設計図書であるため、全ての設計・建設が終わるまで作成・改訂作業が繰り返され、プラント引き渡し後は、プラント運転員の運転資料となる。よって各種機器や計器類の特性を熟知した上で、正しく化工設計を行い、機器設計 (選定含む) を行い、配置や配管サイジング等まで織り込んでいくことはもちろんのこと、見易さ、分かり易さまでが求められる。  現在の日本には、これらプラントエンジニアリングを熟せる技術者が少なくなっており、完成したプラントは 不経済で、運転管理や保全活動のやり難い、故障やトラブルの多いプラントが出来上がっている。今回のセミナーでは、一流のプラントエンジニアに成長していく一助でありたい。

  1. 基礎編
    1. P&IDの役割、UFD、フローシート等との違い
    2. P&ID作成する前の準備 (CODE、基準類)
    3. 作成開始時期と完成までの流れ
    4. 機器や弁類・計器類のシンボル
  2. 初級編
    1. P&ID作成の絶対ルールと任意ルール
    2. P&IDに記載すべき内容
    3. P&ID作成するに当たっての配慮すべき点
  3. 中級編
    1. 配置配管図作成者へ伝えるべき内容
    2. 電気計装SEQ設計者へ伝えるべき内容
    3. 運転員・保全員が使い易い記載方法
  4. 上級編: 個別機器毎の記載事項
    • ポンプ (遠心式と容積式の違い)
    • 熱交換器
    • ボイラ・圧力容器
    • 平底円筒貯槽
    • 圧縮機及ブロワ
    • 真空装置・真空系
    • 配管
    • 計器類

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