ナノ粒子分散系コーティング膜の各種評価テクニックとその応用

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本セミナーでは、ナノ粒子分散系コーティング膜について基礎から解説し、ぬれ性・光学特性・塗膜物性の試験法、使用する分析機器の適切な選定、試料の前処理、分析実験環境の注意点について詳解いたします。

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プログラム

  1. コーティング膜乾燥のメカニズム
    1. 乾燥を支配する要因
    2. 乾燥速度と乾燥限界
  2. 膜中微粒子の挙動を評価する
    1. 沈降、凝集挙動
    2. 拡散挙動
  3. コーティング膜の流動特性を評価する
    1. 動的粘弾性
    2. チクソトロピーモデル
    3. 定常流動
  4. 溶媒適性を評価する
    1. 乾燥工程での溶媒の挙動
    2. 残留溶媒の分布測定
  5. 乾燥後の膜物性を評価する
    1. 耐クラック、耐クレイズ性の評価
    2. 表面平滑性の定量評価
      1. 動的表面張力の測定
      2. 濡れ性変化の挙動
  6. 膜中微粒子の分散状態を評価する
    1. 粒子集合状態の直接観察
    2. 乾燥膜内の微粒子挙動
  7. 機能性ナノコーティング加工の事例紹介
    1. ナノシリカ粒子を用いたコーティング剤
    2. 超撥水、超親水性加工膜での機能性と用途
    3. 表面改質コートでの使用事例と加工方法
  8. 質問や相談される事の多いケーススタディ
    • Q1 薬剤と乾燥皮膜の効果違いとは?
    • Q2 加工方法の選び方とは?
    • Q3 基板素材形状によるの前処理のコツとは?
    • Q4 加工方法と使用装置の選択のコツとは?
    • Q5 ナノ粒子塗膜で間違えやすいケースとは?
    • Q6 ラボ試験のデータを実用試験に応用するコツとは?
    • Q7 耐久性、耐候性、耐光性、耐摩耗性の試験方法とは?
    • Q8 薬剤の安定性と皮膜の強度と加工条件への相関性とは?
    • Q9 撥水、親水、防曇、防汚、防錆、
    • Q10 素材表面状態 (平滑、凹凸、浸透、フルクタル) と粒子皮膜の関係 他

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