ヒューマンエラーが発生すると、ルールやマニュアル等を強化して反省を迫ります。教育も強化したし『これで万全』だったハズなのに、また同じエラーが発生する…。『また同じミスか。あれこれ考えずに言われた通りやってくれ』と叫ぶ…。このような現象が繰り返される…何故なのでしょうか?ルールやマニュアル強化の本質は…「言われた通りの手順を守れ」ということで、結果、現場のスタッフは言われたことしかやらない「考えない集団」になってしまうのです。人間から思考を奪ってしまうと、「言われたことしかやらない「考えない集団」を生み出し、見事に「負の連鎖」を繰り返してしまうのです。
『もう、限界だ、何をやっても駄目だ』と諦めてしまう前に、「改善の知恵が日常化する組織風土」を構築することをお勧めします。ミスやヒューマンエラーは人間が関与するあらゆる分野に存在します。そこでヒューマンエラーを防止する各種方法論を様々な専門家が推奨してきましたが、やがて限界に直面し、行き着く先は「人間のモチベーション」にたどり着きます。防止の鍵は人間の「良くしたい」との「善なる思い」にあるのです。エラーを起こそうと思って起こしている人はいないのです。
本セミナーにおいては、『ヒューマンエラーは人間が引き起こす、であれば人間が防げるのでは』との観点から、人的側面に光を当て、「やる気」を引き出し「意欲」の基である「人間力」を品質改善の基盤として、「簡単に実践できて効果がある」今まで体験したことのない「現場で即日、役立てられる仕組」を提供いたします。
『ルール強化はもう限界だ』と感じている方や、現在実践中の「QC活動」「ヒヤリハット運動」「品質改善活動」など従来手法に限界を感じている方々のご参加をお待ちしております。
- 第1章 ヒューマンエラーと人間重視
- ヒューマンエラー防止活動の基盤
- ヒューマンエラー防止活動と「価値観の認識」
- 人間のタイプと改善活動
- ヒューマンエラー防止と本セミナーの主張
- 何故ヒューマンエラーが繰り返されるのか?
- 従来手法でエラーを防ぐことは出来るのか?
- エラーが起きる前にやるべき効果的防止法
- 第2章 失敗を繰り返さないための「人間力の醸成」
- 「失敗の構図」と「品質問題の発生」
- 人間重視と人間力の醸成
- 人間重視の品質改善
- わくわく感と人間力醸成の構図
- ヒューマンエラーとコミュニケーションの向上
- 演習1 トラブルと人間関係
- 「心理学的な知恵」と人間関係の向上
- 第3章 ヒューマンエラー防止のための「動機付け」ケーススタディ
- 人を動かす仕組考案のコツ
- 人を動かす仕組考案の基盤
- 人を動かす仕組考案の例
- 「動機付けする」ケーススタディ
- 演習2: 人を動かす再発防止策
- 改善活動への動機付け (人を動かす「再発防止策1」
- 第4章 エラー防止のための「リスクマインド醸成」ワークショップ
- 簡単にできる「問題発生防止」
- ヒューマンエラー防止とリスク管理
- 管理者と現場の乖離を踏まえた仕組考案
- 演習3: ヒューマンエラーとリスク管理
- リスクマインドの醸成とリスク管理の仕組
- リスク意識の高い集団とリスクマインドの醸成
- 人を動かすリスク管理の仕組事例
- リスクマインドの醸成 (人を動かす再発防止策2)
- 第5章 エラー防止のための「品質&改善マインド醸成」ワークショップ
- エラーを防ぐ「品質&改善マインドの醸成」
- 品質&改善マインドの醸成
- 演習4:ヒューマンエラー防止と改善提案
- わくわく感を生み出す全員参加型改善活動
- 全員参加型改善活動の仕組事例
- 品質&改善マインドの醸成 (人を動かす再発防止策3)
- 第6章 まとめ
- 実践のポイント
- 実践に向けてのご質問と講師からのエール
受講者の声
- ヒューマンエラーは半ば「諦めの課題」だった。今回、ようやく受講でき、お話を伺い、明日からの業務に活かすことができると思った。一年後に振り返りのために再度受講したい
- 目から鱗が落ちる思い、ヒューマンエラー対策を行ってきたが、作業者がやる気をなくした状態だった
- 心理学的なアプローチについてご紹介いただいたので、簡単にできるところから実践していきたいと思いました
- 日頃、足りないなと思っていることが大切だと再認識した、もっと「相手の立場に立つ」ことを進めていきたい
- とても分かり易く、すぐ実践できるところが良いと思いました期待通りで社内展開できる
- とても共感できました、簡単なことをまず始めてみる、続けていくことをしたい
- 品質向上に直ぐに活かせる方法が多くあった分かりやすく共感がもてた明日から実践に取り入れたい
- オンラインだったが有意義に学習できた人間のメンタルな部分の重要性を理解動機付けのヒントが得られた
- Webセミナーは、やりづらかったかもしれないが、経験を交えた分かりやすい説明で充実した1日でした
- 今期待されている役割に合致しており自分になかった気づきを得られた
- 有効な方法だと思うが色々な人がいるので、どのように手をつけていくかを考えるのが大変だと思った
- 今回のセミナーは内容が濃い、壁にぶつかった際には講師の関先生にご相談させてもらおうと考えている
受講特典
コンサルを受ける権利3回 (無料) :
セミナー後、ZOOM等により、何時でも三回まで講師のコンサルを無料で受けることが出来ます。
案内割引・複数名同時申込割引について
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- R&D支援センターからの案内を希望する方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- R&D支援センターからの案内を希望しない方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。