プラスチックスでは、海洋汚染に加え、資源枯渇、温暖化などの環境問題が顕在化しており、この包括的な対策として、リサイクルの推進とバイオプラスチックの利用が重要となっています。
そこで本セミナーでは、世界や日本での廃プラスチックの発生や海洋汚染の状況、これに対する各国の取り組みや規制の動向、特に今後、日本にも影響がある欧州での自動車用プラスチックの最新規制を解説します。そして、環境対策技術として、リサイクル (マテリアル、ケミカル) やバイオプラスチック (バイオマス系、生分解系) の技術内容と利用動向を基礎から詳細に解説し、さらに、サーキュラーエコノミーでの対応について述べます。トピックスとしては、欧州の規制に対応する自動車用プラスチックでのリサイクルの技術開発の動向について解説します。そして、講演者らによる実際の開発・実用化の事例も説明します。最後に、今後の展望として、包括的な環境対策への取り組みと課題やビジネスチャンスについて述べます。
- プラスチックの環境問題と対策・規制の現状
- 種類、利用・生産規模、課題
- 環境問題と対策・規制の動向
- プラスチックの環境問題 (海洋汚染など) の状況
- 各国の対策や規制の動向
- プラスチックのリサイクルの技術動向
- 技術分類とリサイクルの状況 (日本、世界)
- 各種のリサイクルの技術内容と開発動向
- マテリアル
- ケミカル
- トピックス:自動車用プラスチックのリサイクル
- 開発事例:電子部品用エポキシ樹脂複合材のリサイクル
- バイオプラスチックの基礎から開発・利用動向
- バイオプラスチックの重要ポイント
- 定義と分類
- 利用バイオマスの種類と生産動向
- 生分解性
- 市場動向と課題
- 世界と日本での生産の現状
- 利用種類の違いと成長見通し
- 主要なバイオプラスチックの解説 (構造・製法、現状の生産規模、課題)
- 開発事例
- 高機能なポリ乳酸複合材の開発
- セルロース系バイオマスプラスチックの開発
- 藻類系バイオマスプラスチックの開発
- まとめ、今後の課題と展望
- 包括的環境対策の中での役割と展望、ビジネスチャンス
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ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
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- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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