新医薬品の非臨床試験は、ヒトにおける有用性 (薬効・安全性などのメリットとデメリット) を想定するために欠かせない。ヒトで期待する有用性が得られなくても、更なる開発に非臨床試験の成績は、活用される。創薬から臨床試験、承認申請までを繋ぐ、多くの人々に誤解のない正確な情報提供が必須となる。
今回、医薬品の開発会社内 (CROを含む) と規制当局の信頼性における観点をData Integrity (データの完全性/網羅性) から被験物質の管理、信頼のおける試験計画 (ガイドライン) 、適切な試験実施施設 (建屋、測定機器など) 、責任体制のとれる組織とデータ解析/報告書 (コンプライアンスなど) 、資料保管管理、試験に係わらない方の検証/保証業務の解説を行う。また、標準操作手順書やマニュアル、文献検索などへのAI (人工知能) の活用が進んでいるが、これらの信頼性確保についても触れる。
- Data Integrity (DI) と信頼性保証の原点
- 一般的なDIとOECD GLP DI
- DIと試験業務
- 非GLP試験とGLP試験
- 他社からの導入試験と外部委託試験
- 業務のAIやコンピュータ化活用とValidation
- 予期せぬ事態とリスク管理 (QCサークル)
- 非臨床試験の信頼性に係わるポイント
- 試験実施手順とデジタル機器操作におけるリスク管理
- 試験計画/実施/記録/解析報告書作成の手順と記録
- 生データ・実験ノートの取扱い
- 検証業務と実施者とのコミュニケーション
- データの収集と訂正等のトラッキング
- 試験計画と実施報告書に係わる規制
- 試験計画と規制ガイドライン (有無) への対応
- 報告書書式 (CTD) ガイドライン (有無) への対応
- in vivo動物試験への倫理 (3R)
- 試験実施の信頼性に係わる規制
- 医薬品等のGLP省令 (OECDを含む)
- 電子化に係わる規制
- 自己点検・社内調査 (QC) と信頼性保証 (QA)
- 規制当局による適合性調査 (信頼性)
- 生データ・実験ノートの信頼のおける管理
- 試験計画書と標準操作手順書 (SOP) の遵守
- 試験の責任と施設の組織と指示系統の責務
- 試験記録 (生データ) の最終化/修正 (再測定)
- 試験計画書やSOP からの逸脱
- 試験報告書と信頼性確保のポイント
- 単独試験と複数場所試験の責務と管理
- 試験報告書と承認申請書
- 医薬品の試験記録と事業所内調査 (QC/QA)
- 試験施設と試験計画のリアルとリモート調査
- 書面とデジタル記録のリアルとリモート調査
- QC とQA のポイント
- 試験実施と予期せぬ事態の記録と調査
- GLP 試験の適合性調査
- 適合性書面調査のポイント
- 試験資料の保管管理
- 書面と電子データ
- 適合性書面調査のチェックリスト
- 適合性調査へのリアルとリモート対応
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