バイオ/抗体医薬品における品質管理の基礎とトラブル対応

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本セミナーでは、バイオ医薬品・抗体医薬品における品質管理の基本概念や適切な試験法の選定をはじめ、GMPおよびGQPの遵守、プロセスの一貫性確保、トラブル対応能力、先端技術の活用、チームのスキル向上といった主要なポイントを体系的に解説いたします。

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プログラム

バイオ医薬品および抗体医薬品の品質管理は、製品の有効性と安全性を確保するための重要な工程である。  本講義では、品質管理の基本概念や適切な試験法の選定をはじめ、GMPおよびGQPの遵守、プロセスの一貫性確保、トラブル対応能力、先端技術の活用、チームのスキル向上といった主要なポイントを体系的に解説する。  特に、実務経験に基づく具体的な技術的視点を交え、現場での応用や品質改善に役立つ内容を提供することを目的とする。

  1. 第1章: 品質管理の基本概念
    1. 品質リスクマネジメント (Quality Risk Management) の概要
    2. 品質管理 (QC) と品質保証 (QA) の違い
    3. 製造業者としての責任
    4. 安定性、純度、安全性、有効性の4つの柱
  2. 第2章: 品質試験法
    1. 主な試験項目
      • 物理化学的試験
      • 生物学的試験
    2. 抗体医薬品の特有試験
      • 抗体濃度
      • アフィニティ
      • 凝集性
    3. 試験データの解釈と管理手法
  3. 第3章: 規制とガイドライン
    1. GMP (Good Manufacturing Practice) 基準の概要
    2. GQP (Good Quality Practice) 基準の概要
    3. 承認プロセスと規制当局との協力
    4. 規制の国際比較:米国FDA、欧州EMA、日本の規制における特徴と、それに基づく対応戦略
  4. 第4章: トラブル事例と対応策
    1. 主なトラブルの分類 (例:製造不良、汚染、試験結果の変動)
    2. トラブルシューティングの手順
    3. 原因究明
    4. 改善策の提案
    5. 再発防止策の策定
    6. 実際の事例紹介と具体的対応策
  5. 第5章: 最新技術と将来の展望
    1. データインテグリティ (Data Integrity) の重要性とそれを確保するための具体的な手法
    2. 品質管理における自動化技術とAI活用
    3. トレンドとなる最新試験技術 (リアルタイムリリース試験など)
    4. 医薬品業界の国際標準化動向
  6. 第6章: 実務への応用
    1. 現場での実行可能性と品質改善に向けた具体的な実施ステップ
    2. 品質管理の改善による製品価値の向上
    3. 継続的な学びと改善の重要性
  7. 第7章: まとめと質疑応答
    1. 行動計画の事例と今後の展望
    2. 質疑応答セッション

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