研究開発・製品開発に役立つロードマップ実務講座

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プログラム

最初に、ロードマッピング全体の肝である最上層のDriversについて外部 (顧客、競合) および内部 (自社事業戦略) についての評価を5点法の絶対評価で行い、エクセルシートに記入していく作業を行います。市場全体の将来予測も行いますが、これには、「マクロ環境予測法 (PEST分析) 」を使用する場合が多いです。  次に、ロードマッピングの上から2番目の「製品」の層を作製するために、Drivers/Products (製品) のクロス評価を行います。そして、第3層の「技術 (Technology) 」の層を策定するためにProducts (製品) /Technology (技術) のクロス評価を5点法で行います。技術を作製掲載する際には、現状技術で解決できる要素技術もあれば、現状技術では解決できない将来技術もあります。しかし、不確実だからと言って「○○を実現できる技術」、「△△を可能とする技術」といった表記はなるべく避けます。このような表記で記述したとしても単に技術をブラックボックス化しただけであり、どのような技術的解決をするかを示したことにはならないからです。解決のキーとなる具体的な要素技術はなるべくブレークダウンして記載する必要があります。最後に、ロードマップの記載を完成させるために、総合評価を行って完成です。  ロードマップとは、研究や製品開発の目標を達成するために具体的な施策を時間軸に沿って実現のプロセスを明確に示したプラニング方法をいいます。最近は、企業内部の各部門間のコミュニケーションや外部企業とのエコシステムを形成するために作製されることが多くなっています。本セミナーでは、ロードマップのグローバルスタンダードとして国内外で広く使用されている、英国ケンブリッジ大学IFMが開発したT-Planを日本語版に翻訳したうえ、実務的に改善、改良を加えたものを講義し、演習により習得を目指します。翌日からでもロードマップが作成できるレベルに達することを目標としています。

  1. ロードマップの定義、目的、意義
    1. ロードマップの定義と種類
    2. 目標と戦略
    3. 企業での技術ロードマップ作製状況
    4. ロードマップを作製する必要性
    5. ロードマップを作製する目的・意義
  2. ロードマップの種類
    1. ロードマップの基本型
    2. 事例 (Biko) でロードマップに親しむ
    3. 特定分野の商品・技術のロードマップ
    4. 戦略的提携 (ストラトジック・アライアンス) 等を視野に入れたロードマップ
    5. 関連分野を視野に入れた商品・技術のロードマップ
    6. 直販・OEMを視野に入れたロードマップ
    7. ライトハウスカスタマーを意識したロードマップ
    8. 成熟度・競合分析を反映したロードマップ
  3. ロードマップの作製プロセス
    1. 誰が作製するか
    2. ロードマップの作製プロセス (全体像)
    3. マーケットプル型製品・技術ロードマップの具体的作製手順
    4. 機能・技術ロードマップの具体的作製手順
    5. 不確実性の高い状況でのロードマップ作製技法〜シナリオ・プランニングとの併用
  4. 演習

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