本セミナーでは、POCTへの応用を目指した当方の取り組みとして、ナノギャップ構造を利用した超高感度な表面増強ラマン散乱 (SERS) 素子の開発、ならびに電界効果トランジスタ (FET) を用いたバイオセンシング技術の2つのアプローチに焦点を当てて紹介いたします。
また、SERS素子の構造評価に用いる走査型電子顕微鏡 (SEM) およびSERS特性評価に用いる顕微ラマン分光装置の実演を行います。
生命が有する卓越した分子認識能力とエレクトロニクス技術を融合したバイオセンサーは、疾患の早期発見やウイルス診断において、極めて重要なツールとして期待されています。特に、在宅や診療所などで迅速に診断を行うPOCT (Point of Care Testing) において、信頼性の高い疾患スクリーニングおよびモニタリング手法の確立には、簡便かつ高感度に標的タンパク質を検出可能なトランスデューサー素子の開発が鍵を握ります。 本講演の前半では、POCTへの応用を目指した当方の取り組みとして、ナノギャップ構造を利用した超高感度な表面増強ラマン散乱 (SERS) 素子の開発、ならびに電界効果トランジスタ (FET) を用いたバイオセンシング技術の2つのアプローチに焦点を当てて紹介いたします。後半では、SERS素子の構造評価に用いる走査型電子顕微鏡 (SEM) およびSERS特性評価に用いる顕微ラマン分光装置の実演を行います。実演では、SEMやラマン分光法の原理に加えて、SERS評価における試料のサンプリング方法についても紹介いたします。
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