ヒートパイプ・液冷の技術動向と応用事例

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本セミナーでは、EVの性能・電費・コストに多大な影響を与える熱マネジメントの現状と課題およびその対応方法について、システム全体と構成機器毎に解説いたします。

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ヒートパイプは蒸発潜熱を使った二相系の受動的な伝熱素子あり、駆動エネルギを必要としない。ヒートパイプは非常に高い熱コンダクタンスを有し、その等価熱伝導率は、同じサイズの銅ロッドに対して数百倍高い。ヒートパイプの主たる用途は、コンピュータとエレクトロニクス製品の冷却である。最近では、AIサーバ、データセンタが注目され、例えばnVIDIAのGPUは、発熱量が1Kwにも到達し水冷コールドプレート、3Dベーパチャンバが採用されている。更なる発熱量増加に対して、二相ポンプループ冷却、インピンジメント冷却が開発されている。また最近の電気自動車用のバッテリー、モータ、IGBTの冷却事例について解説する。

  1. ヒートパイプの概要
    1. ヒートパイプの原理、特徴
    2. ヒートパイプの構造
    3. ヒートパイプの種類
      1. ウイック型ヒートパイプ
      2. ループヒートパイプ
      3. 自励振動型ヒートパイプ
      4. ベーパチャンバ
      5. 超薄型ヒートパイプ
      6. 高温用ヒートパイプ
    4. 作動流体
    5. 最大熱輸送量
  2. ヒートパイプの応用例概要
  3. コンピュータ冷却
    1. ノートPCの冷却 (リモートヒートエクスチェンジャー)
    2. デスクトップ、サーバの冷却
  4. スマートホン、タブレットPCの冷却
  5. AIサーバ、データセンタ、スパコンの冷却
    1. 冷却技術の歴史と最近の冷却技術トレンド
    2. 単相コールドプレート (クーリングプレート) による冷却事例
    3. 3Dベーパチャンバ
    4. 次世代高発熱密度CPU/GPU冷却、二相ポンプループ冷却、インピンジメント冷却
    5. 作動流体について
  6. xEV (電気自動車) の冷却
    1. LEDヘッドランプの冷却
    2. Li ion電池の冷却
    3. IGBTの冷却
    4. モータの冷却
    5. ECUの冷却
  7. 終わりに

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