第1部は、『ゴミ・異物不良ゼロをめざして、ゴミ・異物低減の具体的なアプローチ』 をメインテーマのもとに、『ゴミ・異物の本質』を捉えることの、必要性について、お話をすすめます。
『ゴミ・異物不良』の問題は、古くは漆塗りの工房から始まり、異物混入や電子部品組立のゴミケバ問題 等があります。 現在では、外観意匠のみならず、製品の機能・信頼性にまで及ぶ問題が、多くの業種の現場・工程で発生をして、悩ませています。『ゴミ・異物不良』の問題が、なぜ無くならないのか? なぜ絶えて無くならないのか?『その本質』を捉えて、皆さんと考えて見ようと思います。
第2部では、『ゴミ・異物不良ゼロをめざして、ゴミ・異物低減の具体的なアプローチ』 をメインテーマのもとに、ゴミ・異物問題に大きく関与する、空気の流れ・気流について、皆さんと考えます。
テーマ名としては「気流をてなずける知恵」となっていますが、現場で異物不良と戦う私たちは、空気の流れ・気流についてシッカリと知り・捉え、対応を取る必要があると言う事です。そして、皆さんが現場に戻り、ゴミ・異物不良の発生が無い、生産環境の構築につなげる事が出来る。気流を思い通りに制御出来る。いわゆる“てなずける”『術』を知って実行して欲しいと言う思いからの、テーマ展開です。宜しくお願い致します。
第3部では、ゴミ・異物対策を推進する上で避けては通れない、静電気に着目して展開を進めます。静電気の発生のメカニズムを理解することで、対策を効果的に行うことが出来ます。対策機器 イオナイザー等の管理方法、日常どんなことに心掛けると良いのか。後戻りしない対策のあり方 等を、一緒に考えていきます。確実かつ適切な静電気対策は、ゴミ・異物対策に効きますよ。
- 第1部 ゴミ・異物不良ゼロをめざして、ゴミ・異物低減の具体的なアプローチ『ゴミ・異物の本質を知る』
- 何故?『ゴミ・異物不良』は、『難題』になるのでしょうか?
- ゴミ・異物とは、何か?どんなものか?
- ゴミ・異物は、どこからやって来るのでしょうか?
- 大気中/粒子の粒径分布及び代表的な組成例紹介
- 工程内で発生するゴミ・異物 事例
- 防塵衣着用動作発塵データ事例紹介
- クリーンルーム内/ゴミ・異物/割合事例
- 人に関わるゴミ・異物を防ぐ、防塵衣の話
- 防塵衣に求められる性能とは?
- 防塵衣に求められる性能を活かすには
- 防塵衣の性能を発揮するためには
- 防塵衣着用時の発塵機構
- 自分 (達) が、関与する製品が、不良となる異物は…
- 自工程で製品不良となる、異物のサイズを、ご存知でしょうか。
- 異物不良発生のメカニズム
- 生産環境における異物の挙動:振る舞い
- ものづくりの作業現場では、何が起きているのか?
- 粗大粒子の挙動と影響について
- 感性を磨く必要性
- 感性で捉えた、ゴミ・異物不良の実態は…
- 見える化の重要性
- クリーンルームの管理規格外粒子の存在は?
- まとめ
- 第2部 ゴミ・異物不良ゼロをめざして、ゴミ・異物低減の具体的なアプローチ『気流をてなずける知恵』
- 『てなずける空気/気流とは、どんなものなのか』
- 異物の伝播経路
- 気流の性質
- 室間差圧の確認事例:気流可視化装置による確認事例
- 室間差圧による汚染制御/環境管理と言う話
- 差圧制御の概念と言う話
- 気流制御の概念と言う話
- 気流の見える化の重要性: 気流可視化装置事例
- 局所環境構築時評価事例:差圧/給排気バランスに注意
- 三次元超音波風速測定 (風速・風向の数値化)
- 三次元超音波風速計取得Data事例
- 局所クリーン化とは
- ものづくりの生産環境はどうあるべきなのか?
- 局所クリーン化のポイント
- 局所クリーン環境構築イメージ
- クリーン化の事例とノウハウ集
- FFU活用時の理想とする取付け方
- スポットクリーンユニット活用による環境構築事例
- 人や装置の動作で起きる気流対策
- 局所クリーン環境の気流評価
- Fan Filter Unit 取付け時の評価 事例
- 気流をてなずけ、環境構築する際のポイント
- まとめ
- 第3部 クリーン化・異物対策における静電気対策の基礎と実践
- なぜ、クリーン化において、なぜ静電気に注力しなければいけないのか?
- 電気とは… (動電気/静電気)
- 静電気の基本 (静電気の発生と静電気要因不良)
- 静電気対策方法:考え方
- イオナイザーの種類と特性:選択ミスは不良につながる。
- 除電のメカニズム
- イオナイザー使用時の注意点
- 作業環境 (湿度) と静電気の発生
- 静電気対策は、費用が掛かる?
- 静電気対策事例
- 後戻りしない対策のあり方
- まとめ
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
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