ものづくりにあたり、昔から、治具は大切な機械設計の一部という位置づけで認識されています。また、企業の中での治具の設計においては、ちょっとした違いで、製造工程の進捗はもちろん、合理化までの計画、さらに製品設計にまで手戻りが発生したり、様々なコストが大きく変化してしまったりといったことが非常に起きやすい設計分野です。
しかしながら、治具と一口に言ってもいろいろな形や種類があり、また、扱う製品の違いによっても様々なアプローチや手段さえも存在します。それゆえに、設計方法は明確に理論化されているわけではなく、学習、習得するのも難しい分野です。また、様々な情報を入手しやすい昨今がゆえに、たくさんの情報のなかから、本当に求めている設計手法を探すにも多くの時間を要するうえ、学習するのも難しく、いざ設計にあたり迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
本講座は、そんな治具設計において、設計手法や、コスト削減、効果的なアプローチなどに関わる、重要なポイントを知ることができる講座です。治具設計の方法や考え方がわからない、迷っている、などの人に最適な講座です。
- 治具の基本と役割
- 治具の種類や違い
- 治具の役割と効果
- 治具設計での基礎と知識
- 位置決めの基本と実際
- 治具に必要な固定方法と位置決め
- 治具設計における要素設計技術
- 知っておきたい材料知識
- 知っておきたい加工知識
- 治具で起きやすいトラブル
- 機能や限界の見極めに関するトラブル
- 最初に気が付けない合理化への拡張対応
- コストに直結する治具展開手法
- 手戻りを防ぐ、トラブル回避のポイント
- 知っておきたい治具設計、要素設計のポイントと考え方
- 作業性、段取りなどの考え方のポイント
- 形状設計に関する知識とノウハウ
- 治具設計と制御設計
- 設計時のテクニックと着眼点、勘所
- 設計力がすべてと思うな
- 良い設計までのアプローチと段取り
- 製造コストにつながる、開発〜設計〜組立〜販売における着眼点
- 企業における治具設計
- まとめ
- 質疑応答
受講者の声
- 治具設計における段取りやテクニックに関して、詳しく学ぶことができ、大変勉強になりました。
- よくある手戻り要因が網羅されており、多くの視点で注意すべきことをご説明いただき、とても良かったです。
- 今回のセミナーから、レビューポイントをリスト化し、手戻りを防げるようにしたいと思います。
- 実務に役立つ内容で満足です。ありがとうございました。
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