製薬用水入門講座

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本セミナーでは、製薬用水の基礎、製造装置のしくみと汚染箇所、用途に適した装置選択を考えるヒント、将来に自主的な管理へ移行するヒント、査察対応、トラブル対策までを長年の経験と研究を基に分かりやすく解説いたします。

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プログラム

外部から来訪する第三者に対し、安全な製薬用水を製造現場へ連続給水していることを査察という機会に説明できる。この段階を講座聴講終了時の目標とします。  基礎編は製薬用水とは何?飲料水と純水はどこが異なるのか? 製薬用水でのGMPは?不純物とは? 原水選択、導電率TOCは何を測定するのか?を学んで頂きます。  応用編は、精製水製造装置のしくみを理解して頂きます。第3章は、大事な精製水の微生物汚染防止の現状を点検し今なぜRMMによる水質可視化が求められるのか?へ進みます。第4章は、今なぜNon distillation methodがWFI製造に採用されるのか?この答えを注射用蒸留水と呼ばれた1980年代へ振り考察してゆきます。エンドキシンを使い蒸留器へチャレンジテストを行った結果についてもお話します。第5章は、外部査察の対応と自主管理、この一見相反する2つの視点の接点を探りつつ将来へ向けた査察対応へのヒントを幾つか提案します。  製造現場や品質管理現場での疑問をお持ち頂くか事前質問もお受けします。また、事後質問もお受けしています。

  1. Prologue 第1章 製薬用水の基礎編
    1. 純水と製薬用水
    2. 何が不純物なのか
    3. パイロジェンとエンドトキシン
    4. 薬局方に定められる製薬用水
    5. 導電率・TOCを管理するねらいは何?
  2. 第2章 精製水をつくる 応用編
    1. イオン交換塔のしくみ
    2. ROのしくみ
    3. EDIのしくみ
    4. 精製水貯槽と配管
  3. 第3章 微生物汚染について 応用編 〜今なぜRMMによる水質可視化が求められるのか?〜
    1. センセーショナルな異物混入事故から
    2. デッドレグ基準制定とその背景
    3. 前処理装置・精製水装置内での汚染発生とその対処
  4. 第4章 WFI製造法新しい流れ 情報編〜今なぜNon distillation methodなのか?〜
    1. 蒸留法のしくみ
    2. エンドトキシンチャレンジテスト結果
    3. 膜WFIのしくみ
    4. 蒸留水とUF水の水質比較
  5. 第5章 外部査察時へ対応 ヒント編 〜査察官が帰った後も現状維持を示す策は?〜
    1. 同条件で1週間中POUに通水するには
    2. 装置が同条件で稼働しているか
    3. 検査方法が信頼できるか
    4. データが信頼できるか
    5. 自主管理体制つくりがベースとなる
  6. まとめ
  7. 質疑応答

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