廃リチウムイオン二次電池の失活とリサイクル

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本セミナーでは、リチウムイオン二次電池の循環利用ビジネスの課題から、レアメタルの分離・回収の具体例までを解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 LIB循環全体のボトルネック解消に向けて

(2025年7月16日 10:30〜12:00)

  1. 我が国のLiB循環の現状
  2. サーキュラーエコノミーをベースにしたLiB循環システム
  3. LiBリユース技術
    1. 診断技術とトレーサビリティ
    2. リユースビジネス例
  4. 福岡県グリーンバッテリーネットワークの活動
  5. まとめ

第2部 リチウムイオン電池の水中での破砕失活処理

(2025年7月16日 13:00〜14:30)

 現在、国内では、焙焼によるLiBの失活が主流となっているが、過去には水中破砕による失活を実施した特許もあり、海外でもそのようなプロセスの検討が行われている。  本講義では、様々な充電状態のリチウムイオン電池を水中失活した際の様子を動画などで紹介するとともに、安全性の観点など水中失活法を実用化するために克服すべき課題について議論をする。

第3部 使用済みリチウムイオン電池の焼成粉末からのキレートイオン交換樹脂によるレアメタルの分離技術

(2025年7月16日 14:45〜16:15)

 電気自動車の著しい普及に伴いリチウムイオン電池 (LIB) の需要が急速に伸びている。LIBにはLi, Ni, Co, Mnのレアメタルが多量に使用されており、資源不足や価格高騰が懸念されているため資源確保が重要な課題となる。  本講演では、使用済みLIBを焼成処理して得られる「ブラックサンド」を用いて、キレートイオン交換樹脂によるレアメタルを分離・回収する技術など、これまで得られた成果について紹介する。

  1. 廃車載用リチウムイオン電池の資源評価
  2. ブラックサンドからのリチウム回収
  3. イオン交換樹脂によるニッケル、コバルト等の分離
  4. イオン交換プロセス

受講料

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